いきなりの質問ですが、みなさんは数学が得意でしょうか?それとも苦手でしょうか?
得意や苦手は人によって差がありますが、数学を嫌いという受験生の割合は、他の科目よりも多いのが実情です。
そこで、今回は数学が苦手な方、嫌いな方のために数学の点数を上げるためのマインドセットを紹介します。
3つの我慢
数学の得点力を高めるためには、3つの我慢が必要です。3つの我慢というのは
・調べる我慢
・わからないことの我慢
・繰り返す我慢
の3種類です。
逆にいえば、これらがしっかりとできれば数学の得点力は上がっていきます。
それでは、この3種類の我慢について見ていきましょう。
調べる我慢
調べる我慢というのは、わからないところやできなかったところを調べていくことです。
特に数学は、英語などと異なり「辞書を引けば一発で答えが全てわかる」ということはありません。
該当しそうな公式や類似問題を調べたり、はたまた違う分野の応用部分を確認したり、数学は意外と調べることにも難しさがある学問なのです。
1つの問題につき様々な角度で調べる必要もあるため、一定の我慢が欠かせません。
わからないことの我慢
数学が多くの人を遠ざけてしまう理由の1つは、この「わからないことの我慢」が難しいことだからです。
例えば英語の問題を考えてみましょう。
文法問題、知識問題であれば教科書や参考書、辞書を見れば必ず答えに行きつきます。
長文読解であっても、長文をきちんと日本語訳したり知らない単語などを調べたりすれば、自ずと答えにたどり着くのです。
しかし数学ではそうもいきません。
数学には即答できるものはほとんどありませんから、一定時間考えることが必要です。
考えている時間は問題を解けていませんから、その間はじっと我慢する必要があります。
また、仮に解いたとしても丸つけをしてバツだったときには「間違えた理由」を探索しなければなりません。
式の変形を間違えたか、単純計算をミスしたか、そもそも解答方針がおかしかったか。
可能性を探らなければなりませんし、その我慢が必要です。
繰り返す我慢
最後に訪れるのは繰り返す我慢です。
数学は仮に解ける問題であっても繰り返すことが大切です。
単純計算も計算練習ですし、そういった基礎の積み重ねが必要です。
その分、知っていることを繰り返す我慢が必要です。
普段から解ける問題を解き続けなければ、計算力は落ちますし、問題への「慣れ」も薄くなってきます。
また、できなかった問題であれば一層繰り返す必要があります。同じ問題に何度も何度もぶつかっていくので、強い気持ちが重要です。
まとめ
数学が苦手な受験生は多いですが、それには様々な我慢が必要だからでしょう。
受験勉強は決して楽なものではありませんが、逆に徹底的にやり切ることで、周りと差をつけられるものでもあります。
数学を得意にして、大量得点を狙っていきましょう!
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