みなさんは大学受験で数学を選択していますか?
理系であれば必ず選択することになりますし、国立大学などでは数学利用が必須のところもあります。
なので、数学が苦手でたまらない人の多くは私立文系を選択し、数学を使わずに大学受験を乗り越えます。
しかし、どうしても行きたい志望校には数学が必要であり、苦手で仕方ないのに数学を勉強している人もいます。
今回はそんな受験生のみなさんのために、苦手な人でも数学点数を上げるためのお話をしましょう。
ちなみに、あくまで苦手な方向けですから、得意な方からしたら当たり前のことが書いてあると思います。
約束①時間を使う
元も子もないことを言いますが、まずは時間を使うことを約束してください。
この文章を読んでいるということは、きっと自分は数学が苦手なのだと思っているはず。
そもそも、科目が苦手であることと、科目が難しいことは違います。
苦手というのは同じ問題を解いたり、公式を理解したりするのに、普通よりも時間がかかることを言います。
一方、科目が難しいというのは、特定の知識を持っている人やかなり頭の良い人でないと理解できないことを言います。
そして少なくとも、高校レベルで「難しい科目」は存在しません。
ですからみなさんは数学が苦手な人として、他人の2倍、3倍の時間を使う覚悟をしてください。
約束②教科書をバカにしない
2つ目の約束は教科書をバカにしないことです。
教科書は確かに分かりにくい表現であるとか、効果的な公式の暗記方法などは載っていません。
しかし、あの薄さでどんなレベルの人にも教えることのできる参考書は他にありません。
ただし、教科書ですと問題の答えが載っていないでしょうから、問題集は教科書対応のものや、それに準ずるものを購入しなければなりません。
教科書を勉強する際は、独学が基本です。
今まで学校の先生の話を聞いてもわからないのですから、独学するしかありません。
ただし、独学してわからなくなったら、先生に質問しましょう。
独学で教科書を読み進める根性がなければ、とてもセンター試験や入試問題の対策などできません。
約束③わからなくても怖がらない
数学が苦手な人の多くは、公式を暗記して、そのまま使うことができます。
しかしちょっとでも変化が出ると、すぐに解けなくなります。
理由は簡単で、単純暗記をしているからです。
英単語や社会の年号は単純暗記で通用します。
逆に1つ1つの事項に意味を求めていたら、全然検討違いです。
しかし数学は異なります。
みなさんが勉強した小学校の算数も、東大入試で出る数学も必ず1つのストーリーの中にあります。
ですから、数学を勉強する際は公式や定理を単純に暗記するのではなく、公式や定理を導く背景を理解してください。
そこまで理解すれば、実際はやろうと思わなくても暗記ができています。
まとめ
いかがでしたか?
数学につまづく受験生は多いですが、実際はつまづくのではなく手前の部分が固められていないだけです。
数学は決して才能がなければできないものではありません。
胸を張って苦手と言えるならば、苦手なりの勉強に胸を張って取り組みましょう。
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