受験生注目!効率の良い数学の勉強法とは?

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全国のほぼすべての大学入試の必須科目である数学。特に難関大学の入試では非常に高度な計算力や思考力が要求されるため多くの受験生の悩みの種であることだろうと思いますが、しっかり対策を立ててしまえば高校数学は怖くありません!

むしろ、数学で点数を稼げれば周りの受験生と一気に差をつけられる大きな武器になるので、数学を苦手なままにしておくのは勿体ないと言えます。数学に苦手意識を持っている人も、もっと成績を伸ばしたいと思っている人も必見です!

数学を得意科目にするには?

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数学ができない人の特徴

まず、数学が苦手な人の特徴として主に以下の3点が挙げられます。

・授業の内容が頭から抜けてしまっている
・公式をしっかり覚えられていない
・そもそも勉強の仕方がよくわかっていない

どうでしょうか?一つでも当てはまっているなら、数学に多少なりとも苦手意識を持っているのではないでしょうか。しかし心配は無用です。現時点で数学がいくらできなくても、今後の対策次第で苦手な分野を得意分野に変えることはもちろん不可能ではありません。

苦手を克服する勉強法

では、具体的にどのように数学を勉強すれば苦手を克服できるのでしょうか?
これはほんの一例ですが、数学に取り掛かるうえでオススメの手順を説明していきます。

まずは基礎を固めよう

言うまでもないことですが、基礎がしっかり身に付いていなければセンター試験などに登場する応用問題を解けるはずもありません。最初はわかりやすい教科書の基本問題を解いて、土台を完璧にすることが第一です。基本問題を一通り解き尽くしたら次は1ステップ上の応用問題などにチャレンジしてみましょう。

そして教科書レベルの問題がどれも簡単に感じるようになれば、少し難易度の高い参考書に手を出してみる、というように徐々にレベルを上げていくことが苦手克服に繋がります。

基本レベルの参考書

苦手な部分を見極める

さらに、数学の問題を解いていく上で、自分が特にどこの範囲が苦手なのかということを把握するのも大切になってきます。自分の弱点を重点的にカバーしていくことで試験の点数の大幅アップが見込めます。

教科書、参考書や模試などを通して自分が間違いやすい部分を発見し、つまづいた問題を徹底的に反復して解いていきましょう。

復習と予習の比率

勉強において悩むポイントの一つとなるのが復習と予習の比率ですが、数学の場合は復習にたっぷりと時間を使うことをオススメします。高校数学は積み重ねなので、初めに習った問題や公式などをしっかり理解していないと後々苦労してしまうことになります。

高校数学のコツ

中学数学との違いとは

高校数学を勉強するうえでのコツを紹介する前に、高校数学と中学数学は何が違うのかを考えてみましょう。数学で苦労する受験生の中には「高校で一気に難しくなった」「中学で習っていた数学とは全然違う」と、必要以上に高校数学に対する固定観念のようなものを抱いている人も多いように思えますが、実はそこまで違いはありません。

高校数学は中学で習ったことの単なる発展だと思えば、少しは気が楽になるのではないでしょうか。数学は積み重ねなので、中学数学がしっかり身に付いていれば高校数学もすんなりと理解できるようになります。逆に中学で習ったことをところどころ忘れてしまっている人は要注意です。きちんと復習をしておきましょう。

例えば、中学で習う範囲の確率はそのまま難易度が高くなったものを高校数学でも扱いますし、因数分解も高次方程式など様々な所で必須になり、二次方程式は高校数学での二次関数に繋がります。高校数学に躓いてしまっている人は、一度中学の教科書を見直してみるのも手かもしれません。

公式の簡単な覚え方

高校数学ではありとあらゆる公式が登場します。いかに効率よく公式を頭に入れ、問題を解くことに活かせるかが試験において鍵になります。公式の簡単な覚え方は、最初から丸暗記しようとするのではなく「実践して理解すること」が一番の近道です。大学受験で大事なのは公式自体ではなく、自分がその公式を使ってどう問題に応用できるか、ということです。

例えば高校数学において重要な公式の一つに「二次方程式の解の公式」がありますが、最初から式をそのまま暗記しようと思うのではなく、問題を解く手段として使っているうちに無意識に頭に入っています。最初は公式を見ながらでも構わないので、とにかく公式を使う問題をどんどん解いてみることが大切です。

常に細かく時間を決めて勉強をする

高校に通う3年間の中で受験勉強に使える時間は当然限られています。なるべく効率良く数学を勉強するための一つの方法として、「どんな時も時間制限を設けて取り掛かる」というやり方をオススメします。

例えば教科書の何ページを何分以内に解くなどでも良いですし、問題一問ごとに時間を測るなどでも構いません。スマホや時計のストップウォッチ機能を駆使しながら数学の勉強をしてみましょう。この方法だと問題を解くスピードも速くなることが見込まれるのと同時に、時間に対しての意識が強く生まれることで一度学んだことが頭に入りやすくなったり、まるで実際に試験を受けているような緊張感が生まれ、その感覚に慣れたりなどとメリットが沢山あると思われます。

大学入試本番では時間との勝負になる可能性も高いので、早いうちから時間を測る癖をつけておいて損はありません!

大学受験対策

数学は受験生のみなさんの志望校問わず関わってくる可能性の高い大変重要な科目です。高校数学を勉強する最終目的は大学受験にあるので、センター試験を受ける人も私立の大学入試を受ける人も、それぞれ大学の試験に向けた対策を立てることが必要になるでしょう。

受験に向けた勉強の流れ

志望校をいくつかに絞る

まず一番大事なのが、最初に自分がどの大学を目指しているのか、あらかじめ志望校を何校かに絞っておくことです。これによって数学も他の科目も、どんな風に対策を立てるべきかが見えてきます。当然、第一志望の大学に向けた勉強が最優先になってくるでしょう。

行きたい大学に特化した勉強をする

志望校が定まったら、行きたい大学に特化した勉強をしましょう。数学の場合、自分がセンター試験で高得点を取ることを目標にするのか、それとも私立大学の入試で受かることが目標なのかで対策も変わってきます。

センター試験対策

センター試験の大きな特徴として、「マークシート記入方式」というのがあります。そのため記述試験と比べて自由度も低いため出題される問題の幅が狭く、過去問を解くうちになんとなく問題のパターンが分かってくる、というセンター試験を受ける受験生にとっては大変嬉しいアドバンテージがあります。

参考書は基本問題をおさえているものを一通りこなし、後はひたすら過去問を解くことで出題頻度が高い問題の解法パターンなどを頭に入れてしまいましょう。もちろん、試験では高校数学の範囲からまんべんなく出題されるので忘れてしまっている部分があれば逐一復習することが必須になります。

センターレベルの参考書

私立大学受験対策

その一方で私立大学の入試は出題の幅も比較的広く、大学によっては非常に難解な問題も出てくる傾向があるので、基本的にセンター試験よりも時間と労力をかけた数学の勉強が必要になります。

最終的には志望校の過去問を繰り返し解いていくことになりますが、初めの方はサポートとして様々な参考書を用いることをオススメします。基礎の部分は既にほぼマスターしていることが前提になりますが、参考書は発展問題に重きを置いたハイレベルなものを選んで入手しましょう。

中堅~上位レベルの参考書

難関レベルの参考書

まとめ

初めに述べたように、残念ながら全国の受験生にとって数学に向き合うことは大抵避けて通れない道となっています。しかし、数学が苦手だからといって勉強することを放棄してしまっては何にもなりません。大切なのは毎日コツコツと進めていくことです。

数学が苦手な人は少しずつ克服すること、特に苦手ではない人もさらに試験などでの点数を上げることを目指して頑張りましょう!

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