高校1・2年生の皆さんの中には部活など忙しいながらも「受験のことを考えると、そろそろ塾とかに行き始めたほうがいいのかな・・・?」となんとなく不安な気持ちを抱えている人もいるかもしれません。
塾に通うというのはかなり時間もお金もかかる、重大な決断になります。その決断をどうすればいいか、ということについて考えてみましょう。
STEP1 そもそも塾に通う必要性はあるのか?
まずはここをしっかり考えることが大事です。塾に行かなくていいと考えているなら、行く必要はありません。参考書や教科書のレベルは高く、ちゃんと活用できれば勉強というのは自分でもできるものです。
そもそも塾に行ったからといってそれだけで成績が伸びるわけではなく、どちらにせよ本人の姿勢が成績の伸びを決めるものです。
しかし塾・予備校では勉強を教えるということ以外にも勉強のペースメーカーとなったり、相談相手となるといった役割もあります。自分一人の力では難しい、塾に行く必要性があると思っているなら、すぐにでも行動にうつしましょう。
どうせ塾にのちのち行くと考えているのなら、早めに行ったほうが時間も有効に使える上に金銭的にもメリットがあることの方が多いです。
STEP2 塾選びの基準を明確に!
さて、塾に行くという意思決定をまずしたあなた。しかし、塾・予備校とひとくちにいっても本当に多くの選択肢があります。また、体験にいってもそれぞれの塾がそこのアピールポイントを押してきます。なんとなく行ってみても決断することはできません。
そこで、「塾選びの基準」つまり、自分が塾に何を求めるか?を決めましょう。基準を先に決めておけば、そこを注意して見ればいいだけです。
基準というのは、例えば「授業の形態は集団よりも個別の方がいい」「特に数学を伸ばしたい」「映像授業が使えるほうが都合が良さそうだ」「校舎がきれいで新しくできたところにしたい」「スタッフとの距離感があまり近すぎるのは避けたい」などですね。いざ行ってみて印象が変わり、求めるものが変わっても問題ありません。
塾の業態、アピールポイントにはそれぞれメリットとデメリットがあります。例えば映像授業を取り入れている塾のメリットとしては「忙しい人でもフレキシブルに授業を受けることができる」「一時停止や巻き戻しが簡単にでき、自分のペースで受けられる」などがありますが、一方で「講師に直接質問をすることができない」「緊張感を持つことができず眠くなってしまう」などのデメリットがあるかもしれません。
他にも、友達がたくさん通っている塾にすると毎日通うモチベーションが保ちやすい人もいれば、逆に塾でも友達としゃべってしまって勉強に集中できなくなってしまうというような人もいるかと思います。自分の性格、特性などをよく考えて基準を決めてみましょう。
STEP3 とにかく行ってみて、すぐ決断!
基準を自分なりに決めたら、あとは実際に通う可能性のある塾に直接行って話をききましょう。この時期はいろいろな塾で体験授業をやっていると思います。教室やスタッフの雰囲気など、行ってみないとわからないこともあるのでとにかくアポをとっていってみましょう。
行ってみたらあとは決断するのみ。「決める」ところに時間をかけすぎてしまう人はよくいますが、基準にあっているかどうかをクリアしていたら早めに決めてしまうほうがいいと思います。比較したい場合は同時に複数見るのもいいですね。
夏は勉強をどんどん進めるチャンス。本当にこの塾で成績を伸ばす勉強ができるか考え、できると思ったらすぐにでもはじめましょう!
まとめ
いかがでしょうか?塾選びは受験生活の大きな分岐点!しっかりと準備をして、後悔のないような選び方をしましょう!やはり実際に見に行くことがいちばん大事です。大手予備校で校舎が複数個あるような場合も校舎によって雰囲気に違いがあったりするので、自分が通いやすいところに体験に行くのがオススメですよ!