「受験勉強を始めよう!」と思った時に、まずは予備校を探そうと考える人は多いのではないでしょうか?自分一人では、モチベーションの維持や志望校対策は難しいところもあるので、ぜひこの記事を参考にして、自分に合った予備校を見つけてください。
映像授業or集団授業?
最近では、映像を配信する形式の授業も増え、今まで集団授業を行っていた予備校でも取り入れてきています。ここでは、映像授業と集団授業のそれぞれのメリット・デメリットをまとめたいと思います。
映像授業
メリット:自分のレベルに合ったものを選べる、比較的好きなスケジュールで進められる
デメリット:予備校によってはその場で質問ができないこともある、リラックスしすぎてしまうこともある
集団授業
メリット:緊張感を持って臨める、その場で質問ができる
デメリット:一度欠席すると自習で補わなければならないこともある、入学する時期によってはすでに終わった範囲を学習することができないかもしれない
部活動などが忙しく、毎週固定の時間が取れない人や周りよりもどんどん先取りして授業を進めたい人には映像授業をおすすめします。一方で、分からないことはその場で明らかにしたい、自由度が高いと怠けてしまうかもしれない、という人には集団授業がおすすめです。
距離も意外と大事!
その予備校入学にかかる費用やそこでどんなことが学べるかも大事ですが、意外と距離も予備校選びの大事なポイントです!特に受験生になると、ほぼ毎日予備校へ通うようになるので、通いやすさが大切です。そこで、高校と家が離れている人は、どちらに近い方を選んだらよいのか迷うかもしれません。その場合は、家に近い方をおすすめします!土日や、夏休みなどの長期休暇に高校に行く用事がない場合も通いやすいからです。
高校に近い方が知り合いも多く、安心して通えるという利点もありますが、あまり知り合いが多いと休憩時間の談笑や、帰りの寄り道で勉強時間が取られてしまうこともしばしば。あえて知り合いが少なく、普段関わることのない人の中で勉強することで、新たな考え方を知ったり、モチベーションアップに繋がったりするかもしれません。
やはりいくらかかるのか気になるところ
予備校選びをする際に、費用がどのぐらいかかるのかは特に保護者の方にとっては、気になるポイントだと思います。そこで、おすすめなのはまずはその予備校に足を運んで、個別面談を受けてみることです。「いきなり行って大丈夫なの?」「無理矢理勧誘されるのでは…」という心配もあると思いますが、前者は基本的に一報入れれば大丈夫です。
また、後者については「ここは合わない」と思った時には、きっぱりとその旨を伝えた方が良いです。あいまいな返事をすると、やはり予備校側も「一人でも多くの生徒に受かってほしい」「ぜひうちで勉強してほしい」と考える以上、その後も連絡を続けます。直接対面で断るのが難しい場合は、「いったん家に持ち帰って父とも相談します」などと言ってその場を切り抜け、電話で後日断るのも手かもしれません。
また、入学時にかかる金額だけで決めるのはおすすめできません。というのも、入試本番が迫るにつれて、センター試験対策の授業を追加したり、志望校に合わせた記述型の授業を追加したり、その他イベント時に参加費がかかったりなど、今後もさらに追加で費用がかかることも考えられるからです。そのため、個別面談の際には受験勉強を終えるまでにトータルでどのぐらいの授業を取るのか、そしていくらかかるのかを聞いたうえでいくつかの予備校を比較することを推奨します。
まとめ
いかがだったでしょうか?志望校合格のためには、高校選びと同じぐらい、予備校選びは大切なポイントだと思います。周りの先輩やネットでの情報なども参考にしつつ、自分に合った予備校を見つけてください。