みなさんは普段どのように参考書を選んでいますか?今はネット社会で、アマゾンや楽天などのネット上でも簡単に参考書が買えます。
しかし、自分が何時間もかけて勉強する参考書ですから、現物を手に取って見てみたい気持ちもあると思います。ここでは、そんな参考書の選び方について「本当に成績アップを狙う」ための方法を紹介します。
レイアウトは重要ではない!どんどんネットで買おう!
参考書を選ぶ際に受験生が重視するのが、レイアウトなどの見た目です。
確かに見やすい参考書を使うに越したことはありませんが、実際の参考書にはレイアウトの優劣はありません。今どきの参考書はどれもレイアウトが工夫されているため、どれを選んでも一長一短です。
問題はたまにハズレとも言える参考書があることですが、大学受験ラボでも紹介しているレビューや、アマゾンなどのネットの口コミを見て酷い評価でなければ問題ありません。
また、最終的に参考書の情報は自分の頭の中に整理されるため、間違ったことが書いていなければレイアウトによる勉強効率が大きく変わることはありません。
むしろ本屋にいちいち通って、いろんな参考書を読んで数時間を浪費してしまう方が、よほど非効率だと言えます。
ポイントは分野と難易度とボリューム
参考書選びのポイントは分野と難易度とボリュームです。
一番大事なことは分野選びです。例えば志望校の入試で200字レベルの自由英作文が出るので、対策するとしましょう。そこで選ぶべきは200字レベルの英作文が学べる参考書のはずですが、誤って50字レベルの英作文の参考書を買ってしまうと、大幅な効率ロスになります。
次に重要なのは難易度です。自分が今どのレベルなのか、そしてどのレベルができるようになりたいかを考えてください。
センター対策をしているのに、二次試験レベルの数学の問題集をやるなどということのないようにしてください。
レベル設定もネットでたくさん情報が取れますから、あまり悩まずに購入することができます。
最後がボリュームです。ボリュームというのは単純なページ数だけでなく、問題数なども含めた読了時間と考えてください。
ボリュームがあれば、それだけたくさんの問題や解説に触れることができますが、一方で所要時間が増えます。受験勉強においてはなるべくボリュームが小さいもの、もしくは読了するのにかかる時間のイメージがつく程度のボリュームの参考書にしてください。
まとめ
いかがでしょうか。参考書はみなさんが大学受験で使う必須アイテムですし、その選び方も非常に大切です。
参考書選びで悩みすぎて時間を浪費したり、自分にとって非効率な参考書を選んでしまったりすることのないよう、地に足のついた参考書選びをしていきましょう。