大学受験に向けて勉強の日々を送っていると、いろいろな悩みが出てきてしまいます。
もちろん成績や学力のこともそうですが、家族とのコミュニケーション、塾や予備校での人付き合い、はたまた恋愛など、なかなか悩みが尽きません。
いつもなんでも悩みを聞いてくれる人がいれば良いのですが、そんな万能な方はいません。
ここではいろいろな悩みに関して、誰にどのように相談すべきか紹介していこうと思います。
①成績の悩み
成績の悩みは、塾や予備校に相談するのが一番です。
データも持っているため、客観的な悩み相談ができます。
直接講師に相談すると特定科目の話になりがちなため、全体的な成績について相談したい場合には、職員やチューターを活用しましょう。
②勉強法の悩み
勉強の仕方については、科目別に塾や予備校の講師に聞くのが良いでしょう。
一部の学校の先生もかなり効率的な勉強法を教えてくれますが、傾向としてはスタンダードな方法を考えてくれることが多く、悩んでいる受験生には参考にならない場合もあります。
③友人関係の悩み
友人関係の悩みは、保護者の方か学校の先生に聞くのが適しています。
もしくは、仲の良い友人でも良いでしょう。
友人関係の悩みにはあまり明確な答えがありません。
人間同士の感情ですから、ある種悩んでも仕方のないことです。
ですから話をしっかり聞いてくれ、大きな方針を示してくれたり、共感してくれたりする人が、みなさんの一番の味方になるでしょう。
④進路の悩み
志望校や受験校の悩みは、学校の先生が最適です。
意外かも知れませんが、塾や予備校の講師や職員は向いていません。
高校の先生は卒業した生徒の進路を知っています。
先生によっては社会人となった生徒とも交流している場合があります。
そういった人のつながりの中で、偏差値重視ではなくみなさん個人によって、どんな進路が向いていると思うか、指針をくれることでしょう。
逆に塾や予備校のスタッフですと、ずっと同じ業界にいる人たちですから、本当の大学生活や就職といった状況を知らなかったり、みなさんのパーソナルなことを知らずにアドバイスしたりする可能性もありますので、注意が必要です。
⑤恋愛の悩み
恋愛をしている受験生は少ないかも知れませんが、学校や塾や予備校で出会い、交際する人もいます。
恋愛については、友人や先輩に聞くのが一番でしょう。
勉強に直結する人に聞いてしまうと、勉強が大丈夫なのか心配されてしまい、みなさんがしたい相談ができない可能性があるからです。
まとめ
大学受験には悩みがつきものですが、それには悩む相手も選ぶ必要があります。
下手なアドバイスを受けてしまい、勉強が手につかなくなることのないよう、悩みの相談相手を選びましょう。