大学受験に向けて一生懸命勉強するのはとても素晴らしいことです。
ほとんどの受験生は大学受験以降、受験生のときほど勉強する機会はないかも知れません。
10代の終わりに自分の限界にチャレンジし、壁を突破する経験は人生において大きな財産になるでしょう。
しかし大学受験に成功しても、その後は学生生活が待っています。
受験生ほど気合いを入れて暗記や演習に励まないにせよ、あまりにも気を抜いてしまえば留年や退学に至るケースもあります。
そこでそんな落とし穴にはまらないためにも、今回は大学受験に合格した後に学生生活で求められる力について紹介したいと思います。
継続する力
学生生活では単位を取るだけが勉強ではありません。
社会人になるまでに大学の講義だけでなく、自ら選んで勉強して何かを身につけることが大切です。
例えば、大学受験で英語を一生懸命勉強していたのなら、大学でも英語を勉強してはいかがでしょうか?
目標をTOEICやTOEFLにおいて勉強するのも良いでしょう。
大学3年生になれば嫌でも就職活動の情報が入ってきます。
そのときに焦るのではなく、それまでにしっかり勉強してしまうという姿勢が大切です。
コミュニケーションする力
大学受験では基本的にペーパーテスト、場合によって面接もありますが、本当にコミュニケーション力を試される状況はあまりありません。
しかし学生生活では日々コミュニケーションを試されます。
大学のクラスやサークルの友人、そして同級生だけでなく先輩や後輩とうまくやっていく必要があります。
止むを得ず講義を欠席したときに、話を聞いたり助けてもらったりする際、そういった仲間は非常に大切です。
無理やり多くの人と付き合う必要はないかも知れませんが、社会人になってからも付き合えるような信頼できる仲間がいるかどうかで、学生生活の充実感は変わってくることでしょう。
「捨てる」力
最後に大切なのは、捨てる力です。
学生生活は基本的に自由に溢れています。
講義の出欠も自己責任ですし、サークルや恋愛、アルバイト、インターンも自分で選んで行動することができます。
平日の半分以上を縛られていた高校時代までとは大きな違いです。
しかし高校時代と変わらないことは、1日は24時間であること。
みなさんにはやはり限られた時間しかないのです。
その中で、大学の講義、サークル、恋愛、アルバイトなどたくさんの活動を詰め込み過ぎれば、いつか破綻します。
もしくは破綻しなくとも体力の限界がきたり、やりきれず終わってしまう活動が増えるでしょう。
ですから、自分の目で見て心の底からやりたい活動に専念しましょう。
「今楽しいから」ではなく、「将来に向けて役立つから」を動機に自己研鑽に励むべきです。
そしてそのためには、何かを捨てることも必要なのです。
まとめ
学生生活はみなさんにとって非常に楽しみなものだと思います。
そのために今頑張って勉強していると言っても過言ではありません。
しかし、後から振り返って何もしていなかったということにならないよう、自分なりに考えて充実した生活を送るようにしましょう。
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