リーディングとリスニングの基礎作り:TIMES for KIDS

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参考書売り場で、時々親子がどの参考書が良いかを選んでいるのを見かけます。「そんな厚い参考書、あんた買ってもやらないでしょ」とか、「そんな難しいのよりもまずは簡単なのをちゃんとやりなさい」とか、「家で勉強するんだから解説がちゃんとしたの買いなさい」とか、「参考書よりも授業についていくことが大事でしょ、教科書ガイドにしなさい」とか。

参考書・問題集は新刊でも安ければ1冊500円しないものもありますし、中古で買えば元の価格よりも安くなっていることが大半です。

1冊1000円から2000円程度と考えれば、そんなに高くもない買い物なのですが、これが数科目や数分野に及ぶと金額が増えていきます。そして、それがただただ手を付けられず放置されるとなれば、ちゃんと吟味して、子供にあったものを買いたいというのは当然の話です。

そのため、無料で勉強できる方法があればそれに越したことはないと思います。インターネットでは様々な情報があります。その中でも、今回はインターネットを使った英語の学習方法を紹介します。

TIMES for KIDS

様々な英語のサイトがあり、それらを列挙することも出来るのですが、とりあえず1つ選んでその使い方を紹介することにしました。

以下のリンクからTIMES for KIDS(以下TFK)に行くことができます。

https://www.timeforkids.com/

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(TIMES for KIDSのトップページから引用)

TFKの特徴

 TIME for Kids engages students with authentic journalism, inspires them to join the national discourse on current topics, and provides teachers with valuable resources for the classroom.

上記の様に本サイトに記載されています。要約すると、生徒(小学校レベル)向けにジャーナリズムがどんなものか、世界で起きている出来事に関心を持たせたいということです。

TFKの使い方

トップページの画像に「K-1」「2」「3-4」「5-6」とあるのが分かると思います。4段階でレベルわけがされています。

「K-1」が一番レベルが低く、順に「2」「3-4」「5-6」とレベルが上がっていきます。

好みのレベルをクリックすることで、そのレベル記事だけが集められたページへと飛びます。

基本的に「K-1」から読み始めていってください。多くの高校三年生にとっては非常に簡単と思える文だと思いますが、明確に簡単な文を正確に読めないと難しい文も読めません。また、リスニング音声もついており、その様な簡単な文をしっかりと聞き取れるかも大事です。

簡単であれば読むのも聞くのも、大して時間がかかりませんので、次のレベルに行ってください。

「K-1」

上記の通り、このレベルの記事は非常に簡単です。リスニング音源もあるので聞いてみてください。

音源を聞く際は、左上の「Read Aloud」をクリックしてください。

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「2」 

レベル「2」の特徴は、以下の画像の様に文章のレベルを選ぶことが出来るということです。どのように変化するのかを読み比べをしてみても面白いと思います。

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Reading level 460L<Reading level 610L<Reading level 790L

この順でレベルが上がっていきます。

また、「K-1」同様に、Read Aloudがあるので、リスニングの練習をすることも出来ます。

  

「3-4」と「5-6」

「3-4」と「5-6」は記事のテーマは同じですが、表現を変えています。記事によっては動画付きのもあり、字幕があるので安心して内容を理解することが出来ると思います。

「3-4」から文が長くなり、レベルも少し高いと感じるかもしれません。あまりに文の内容が分からない場合は、このサイトの記事を読むのを止めた方が良いでしょう。

但し、高校1年や2年など比較的時間がある場合は、分からない単語を調べたり、文法を確認して読めるようにするのも良いと思います。

教科書・問題集以外の英語

私が教科書・問題集以外の英語に触れたのは、当時プレイしていたカードゲームだったと思います。勿論、それ以外でもニュースの英語、看板の英語などはありますが、自分から主体的に選んだという意味ではそれが初めてでした。

また、現在であればYouTubeなどの動画配信サイトでも字幕付きで英語の動画を見たりすることもできますし、有料であればNetflixなども使うことが出来ます。

基礎的な知識を獲得するためには、興味が無いテーマを苦行の様に勉強することも大事です。しかし、それだと長く続きません。大学に合格するまでと割り切るのも1つの方法ですが、可能ならば楽しく勉強した方がストレスがたまりません。

そういうことを考慮にいれると、自分が興味がある分野を探して、それで英語を勉強すると勉強が楽しくなると思います。

まとめ

日本語訳があるわけでもないので、分からない部分は自分で調べたり、勉強し足りする必要があります。とは言え、無料で基礎的な英文が掲載されているので、比較的時間がある高校1年生や2年生は読み進めてみても良いでしょうし、高校三年生も時間に余裕がある時に読んで見ると面白いと思います。

このサイト以外にも様々なサイトがありますが、レベルが高くて読めないということもあると思います。その場合は無理して読む必要はありません。基礎をつけるには、簡単な教材を選んで確実に理解していく必要があるからです。

 

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