みなさんは受験勉強に対して熱意と真剣さを持って取り組めているでしょうか。
誰しもやる気が下がったり、成績が思うように伸びず落ち込んだりすることがあります。
しかし、受験勉強は一種時間との戦いです。落ち込んで時間を浪費している暇はないのです。
ここではそのようなモチベーションの低下を防ぎ、志望校に向かって志高く勉強をするための作法を紹介します。
①目標が同じ人を集める
人間のモチベーションは周囲の人たちに左右されます。
類は友を呼ぶといいますが、正にその通り。
全てはみなさんの周りにいる人たちで、みなさんは定義されているといっても過言ではありません。
ですから、まずすべきことは、同じ目標の人を周囲に集めることです。
表現を変えれば、高い目標や同じ志望校を持った人たちのコミュニティに参加して、ダラけた人たちとは付き合ってはいけない、ということです。
受験勉強は前述の通り、時間との戦いです。
ダラけた友人に遊びにばかり誘われたり、低い成績で慰め合ったりしているようでは、失敗することは見えています。
逆に、志高く一生懸命受験勉強に取り組んでいる同じ志望校の人たちと付き合えば、お互いの努力に刺激されてやる気が高まるだけでなく、勉強法やおすすめの参考書などを紹介し合って互いを高めていくことができるのです。
②ピンポイントのライバルを2人見つける
では、同じ目標を持っていれば誰でも良いのかと言えば、そんなことはありません。
むしろ大切なのは、自分と似たポテンシャルかつ近い成績の友人を2人見つけることです。
これらの理由は「競争するから」に他なりません。
元々成績が全然違ったり、勉強があまりに得意でなかったりすると、競争になりません。
また、2人の理由は誰かがドロップアウトするリスクがあるからです。
たった1人の同じ志望校の友人を支えに受験勉強をしていると、彼や彼女が勉強を止めてしまったり、遊び始めてしまったりした際に影響を受けてしまいます。
ですから、友人を2人見つけ3人組で勉強すれば、最悪誰かが抜けても2人で勉強を続けることができるのです。
③仲間として付き合う
競争する友人とは、ただの競争相手ではなく仲間として接しましょう。時には一緒に食事をしたり、同じ図書館で勉強したり…
遊びほうけてはいけませんが、同じ時間を共有することは大切です。
灘や開成といったトップ高校の生徒が東大や医学部にたくさん合格するのも、仲間意識がその一助となっています。
「アイツも勉強してる!」「アイツの成績、最近上がってる!」というような、競争意識の底には「アイツ」という気が置けない仲間意識があるのです。
みなさんも競争する友人とは、あくまで一緒に合格する仲間だという意識で付き合っていきましょう。
まとめ
大学受験は一見個人戦ですが、実は団体戦でもあります。
合格するのは1人だけでなく、数百人、数千人が合格できますから、同志と協力することに何のデメリットもないのです。
みなさんも、共に戦える仲間を作り、受験勉強を乗り越えていきましょう!