現在、本屋やインターネット上で英語の勉強に関する内容がたくさん見つけることが出来ます。検索を日本語から英語に変えても、たくさん英語の勉強に関する内容が出てきます。
有料が良いのか、無料が良いのか、本が良いのか、ネットが良いのか、参考書が良いのか、そうじゃない方が良いのかなどなど疑問は尽きないと思います。
その沢山ある英語の媒体の中でも、英語版漫画というのを見つけることが出来ます。これを使って英語の勉強が出来るかどうかというのを今回は紹介していきます。
結論
英語版の漫画、小説は基本的に大学受験向けの学習には不向きです。
理由は、高校生位の語彙力、読解速度では内容を理解するのに非常に時間がかかり効率が悪いからです。
英語版の漫画はどこで買えるのか?
AmazonやBOOKWALKERで買うことが出来ます。
大きな本屋でも置いていない店は多く品ぞろえも特に良いとは言えません。
そのため、ネット通販で買う方が調べやすいし、買いやすいです。
例えば、佐藤秀峰先生の『ブラックジャックによろしく』はGive My Regards to Black Jackのタイトルで発売されています。
あまり高い値段の漫画を買って結局読めなくて放置されるよりは、値段が安いものを選んで試してみることが大事です。
英語版の漫画は大学受験対策に効果的か?
正直に言えば、効果的ではないと思います。その理由は、単語も文法も不十分な状態だからです。また、口語的な表現や漫画の世界に基づいた語彙が多くなるため、大学受験対策としては不向きと言わざるを得ません。
実践的な状況の中で、分からない単語や文法を調べてこそ勉強になるのではないか?
基本的な英単語、文法事項が入っているという場合には、勉強になります。凡そほとんどの会話が理解出来て、少しの分からない表現を覚えるという意味では効果的だと言えます。
ボールの握り方、バットの握り方すら分からない人に、野球の試合に出て技術は試合の中で覚えていくものだというくらい無茶なことです。
大学受験対策にはどのような勉強が良いのか?
大学受験対策だろうが、なんだろうが、圧倒的な英語力があれば問題は解けるんだから、入り口が漫画でも問題無いはずだ。
その様に思う人もいるかもしれませんが、勿論その方法を取ることも可です。しかし、非常に効率が悪いです。英単語や英文法はレベル別やテーマ別に内容を勉強することが出来ます。
単語に関しては色々覚えて損が無いとは言えますが、それでもよく使う単語を覚える方が断然良いです。
文法に関しても同様で、省略や滅多に出ない文法をしっかりと覚えるよりは、省略されてないよく出る文法を覚える方が通常の英文の理解に役立ちます。
まずは簡単なことから理解していき、徐々にレベルを上げていきましょう。