大学受験に合格するための英語力を習得するには、スポーツと同じようにくり返し練習するという意識に変えてみましょう。
どんな問題にも反射的に対応できる英語力を習得する練習法もご紹介します。
英語はトレーニングと考える
あなたが今、大学受験のための英語力を強化しようとして一生懸命勉強をしていて、あと少し伸ばしたいと思っているのであれば、少し意識を変えてトレーニングに力を入れてみませんか?
受験のための「勉強」だとばかり考えずに、英語ができるようになるためのトレーニングをするという方法に、気持ちを方向転換するのです。
これは英語のような語学については特に効果的であると同時に、本来あるべき正しい勉強方なのです。
あなたが何かスポーツで上達したいと思ったら、毎日トレーニングするのはあたりまえですね。
1日バット3回振るだけで甲子園に行くことはできません。
英語もそれと同じで、習得しようとするならば英語のトレーニングを毎日くり返すのが一番良い方法です。
反射的な英語力が受験にも大切
もちろん、勉強をするのは悪くありません。
英語の知識を身に付けることも試験が目的であれば必要です。
しかし実際の入学試験で問われることの95%以上は、知識よりも実践的に使えるかどうかという能力です。
それはふだんから「読む・書く・聞く・話す」のどれも欠かさず練習することによって養われる能力です。
これはスポーツと同じだと納得していただけるでしょう。
フィギュアスケートのルッツジャンプの飛び方を知識として持っていたとしても飛ぶことはできません。
さらに、身体に叩き込んで覚えていない限り、予定どおりでない自体への対応はできません。
同じように、英語の入試で問われたことに反射的に対応するには、トレーニングをして身体に覚え込ませていくしかありません。
英語力がつくトレーニングの方法
入試で英語の点数を本気で上げようと思うならば、すぐトレーニングを開始しましょう。
その順番はまず徹底的な「読み」のトレーニングからです。
読み書きが問われる大学受験では特にそうですが、読みは将来英会話が必要な時になっても、すべての基本です。
まず読んで理解し、その英語を頭の中に定着させることが第一歩です。
これをしないで聞いたり話したりしようとしても時間のムダです。
読むという環境は一番簡単に見つかりますので、通勤の車中やちょっとした空き時間があれば極力英語を読むことに充てて下さい、
次の段階は、読んだのと同じ内容を聞くことです。
従って「読む・聞く」という英語の受動的な要素は印刷と音声の両方を備えた教材が必要です。
「書く・話す」という能動的な要素はこれが一通り済んでからするとスピードが上がりますので、あわてて取り組む必要はありません。
まとめ
語学は知識ではなく、使えることが全ての基本であり学ぶ意義になります。「勉強」ばかりするのはやめて、今すぐトレーニングを開始しましょう!
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