大学受験の英語力を強化するために、塾や予備校以外に家庭教師も1つの選択肢です。
家庭教師は個別指導という大きなメリットがありますが、英語の場合は、数学や国語などとは少し違った意識で選ぶ必要があります。
個別指導が家庭教師の魅力
大学受験のために家庭教師を利用しようと考える人は、多くの場合塾などの集団指導ではついていけないという不安があると思います。
そこで個別指導でひとつひとつわかるまでじっくり教えてもらえる家庭教師はとても魅力的な選択です。
こういうニーズがある場合、家庭教師に教えてもらうのは間違っていませんが、英語を家庭教師に教えてもらう場合は、数学、理科、国語などの教科とは少し違った考えを持つ必要があります。
同じ「主要教科」と言っても外国語である英語の場合、家庭教師のタイプがニーズから大きく外れてしまう可能性が最も大きいからです。
目的はあくまで受験英語
ところで、最近では英会話スクールが大流行ですが、英会話にも家庭教師が登場しています。
「英会話」はカルチャースクールや駅前にある英会話スクールばかりで勉強するものではなくなりました。
また、お知り合いの中に、海外留学から帰国して今は日本の大学に在学中ということで、英語ができると親戚中で評判の高い方がいるかもしれません。
そうした方なら身元も確かなので、受験までの1年くらいは英語を教えてもらおうと思うかもしれません。
しかし「英語が上手な人」であることと、大学受験の英語の先生として適任であることとはまったく別のことなのです。
特に海外で英会話中心に英語を身につけた人や、英会話の家庭教師をしている人の中には、受験で厳密な基準で減点されるような事項をあまり気にしない人も少なくないので、こういう人は受験指導に選ぶべきではありません。
受験英語の家庭教師なら業者経由で
その点、家庭教師派遣システムを通じて選んだ英語の家庭教師は、大学受験ということを意識して選任され、派遣されますので、受験という目的に鑑みたポイントを外すことはありません。
もちろん、個別の家庭教師ごとに学力も教える技術も違うということは受け入れなければいけませんが、あなたの今必要としているのは単なる英語力ではなく大学受験をパスするための英語力であるという点では、目的に合った勉強を指導してくれる可能性が高いのは、家庭教師派遣システム経由です。
まとめ
個別指導でじっくり英語力をつけたい受験生にとって、家庭教師は魅力的な選択肢です。
しかし大学受験という目的にフォーカスすれば、英語が飛び抜けてできるだけの人ではなく、普通の現役大学生でも受験をよく知っている人が適任です。
その点で、家庭教師派遣システムを使うのが現実的でしょう。