例文暗唱:英作文を書く前にすべきこと

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英作文は捨て問じゃない

今回の内容は、タイトルの通りです。英作文を書く前にすべきことは例文暗唱です。

英作文を上手に書けるようになるには、英作文を書いて練習するのは当たり前です。

しかし、英作文は言うに及ばず、和文英訳ですらも、自分の中で英語表現の引き出しを作らないと試験で点数を取ることは難しくなります。

以下、英作文を書くにあたっての心構えとその初歩の勉強方法を紹介していきます。

テーマを与えられて書くような自由英作文にしろ、日本語の問題文があってそれを英訳する和文英訳にしろ捨て問ではありません。

英語で表現できる人間は、決して特別な人間ではありません。適切な勉強をすれば、十分に合格点を確保できるようになります。

また、実際に自分で英語を使って表現することで、いかに自分の英語に対する理解が低かったかを実感できると思います。

その経験を通して、英文読解への理解が向上すると思いますし、当然英語での表現力も向上します。

英語でのミスの傾向

自由英作文にしろ、和文英訳にしろ犯しやすいミスは以下の通りです

・問題の内容を理解出来ていない

→「~の利点はいくつありますか」に対して、「私は~に賛成です」と解答する

・論理の一貫性を保てない

→「私は賛成です」から「以上の理由で、私は反対です」と結論が逆になる

・自分の意見を支持する理由が個人的過ぎる

→「私は~のような経験をした」だから「他の人もそうである」と理由が理由になっていない

・和文英訳問題で主語、動詞、目的語がどれかを理解出来ていない

→ただ英単語を並べただけの文になる

・基本的に文法ミスが多数

→時制、単複、三単現のs、冠詞、スペルなどのミス

上記の内容のミスを、英語表現をする時に防ぐことが出来るようになると、必然英語を読む時の正確性も向上します。

上記のミスは、最初3つは、英語に関わらず日本語の文でも発生するミスです。また、問題を解きなれていないと、問題の要求に応えられなかったり、論理の一貫性を保てなかったり、客観性のある内容が何か分からなかったりします。

後ろ2つは英語のミスです。主に英文法の知識がないから発生しています。

最初3つのミスに関しては、日本語で書くべき内容を思いついたとしても、英語でミスをすると結局減点の嵐で0点となります。

そのため、まずは基本的な英文法の知識を勉強していく必要があります。

例文暗唱の教材と方法

使う教材:中1レベルの英文法から(推奨)

時間に余裕があれば、こんな英文絶対に間違えるはずがないというレベルから取り組んでください。

中1レベルから、徐々にレベルを上げていき、高校レベル、受験レベル、更にその先とすることも出来ます。

高校レベルから始めるという場合、高校で使う予定の文法書を使ってください。

文法書の内容は教師が説明しなければ、分からないというものでもないので、自分で分かる部分は読み進めていく方が勉強も捗ります。

この時重要なのは、どのような文法事項があるのか、どのように単語の使われているのかを理解することです。これらを理解しないで暗唱すると、無意味な単語の羅列を暗記していることと大差ありません。

暗唱の方法

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日本語→英語、英語→日本語で訳せるようにしてください。

この際に、単に訳せるようにするのではなくて、どのような文法を使うのか、単語の使い方などを説明できるようにしてください。

単に訳すだけでは、英作文や和文英訳の問題を解く際に、何の文法や単語を使えば良いのか分からなくなり、上記で挙げたミスを連発します。

中1レベルから勧めているのは、基礎的な部分の理解をおろそかにすると、結局後で躓くことになるからです。そんなレベル簡単だと言えるなら、すぐに終わる量でもあります。

単語でも例文暗唱

英語を勉強するにあたって、単語の勉強も避けては通れない道です。

英単語を日本語の意味とだけセットで覚えるのは止めてください。

英単語の使われ方を理解しないで覚えても、結局自分で使えるようにはなりません。意味だけではなく、使われ方も理解して覚えるようにしてください。そのためには、単語帳は例文付きのものを用意してください。

まとめ

英語の例文暗唱の目的は、英語表現の引き出しを多くすることで自由英作文問題や和文英訳問題で点数をとることです。

問題文の解釈ももちろん重要ですが、そちらは数をこなしていくことで慣れていきます。その前段階として、英文法の知識を入れておく必要があります。

 

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