センター攻略のカギ『速読力』

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【センター試験で点を取れない原因】

センター試験の英語は、長文読解の占める割合が年々多くなり、英語筆記の全体の英単語数も10年前に比べれば、倍近くなってきています。これは現在の英語教育の流れや以前に比べて社会において英語の重要性が上がっていることを表しています。また難解な文章の読解というより平易な文書を読みながら素早く答えを見つけることが求められています。しかし、実際には単語や熟語、文法など、ある程度やったけどなかなか点が上がらない人もいるだろう。知識はある程度できているとした場合、主に2つの理由があると思います。

1 「多読」不足

いくらセンター試験レベルで平易な問題と言っても、文法をやっただけでは流石に点数は伸びません。ある程度の文章の読み込み量は必要です。今度の読解力向上も視野に入れると、基礎が終わったこの時期に、大問数で100題くらいは解いてほしいと思います。多く感じるかもしれませんが、大した数ではありません。この他にも学校で演習をしたりすると思うので、100を余裕で超える人もいるでしょう。数字にこだわる必要はありませんが、目指す指標にはなると思います。これくらいこなさないと点数にならない、という気持ちでやってください。ポイントはあまり難しい文章を読むのではなく、今の自分の力で6割~7割ぐらいの正答率の問題集を進めていくといいでしょう。

②「速読」不足

点数がなかなか取れない人に話を聞くと「時間が足りなかった、慌ててしっかり読むことができなかった」という返答がほとんどです。つまり、時間内に読み切る速読力がないということです。巷では速読というと、テクニックを使って飛ばし読みをする方法なんて言われていますが、とんでもありません。当たり前のことですが、読解の基本は全部読むことです。難関大に受かっている生徒は、高度なテクニックを使っているから受かるのではなく、返り読みをせずに、早く正確に英文を読めるから受かるのです。速読において即効性がある方法ははっきり言ってないです。しかし訓練次第で、読解スピードは絶対に上げることができます。その方法論を話していきましょう。

【速読力の鍛え方】

もう一度いいますが、速読は急いで読む怪しいテクニックではありません。速読=全文を・返り読みせず・英語を英語として処理することで・早く・正確に・読むことが重要です。これをできるようになるためには、具体的に以下の3つのことが必要です。

①単語・熟語の瞬発力(瞬時に意味が出てきているか)

大事なことなので繰り返しますが、英文を読んでいるときにいちいち単語で止まっていては速読も何もありません。単語は瞬時に意味が出てこないと読解はなかなかできないでしょう。早めに基礎固めておくとここで差が出てきます。瞬時とは1単語3秒以内が目安です。

②スラッシュリーディング(かたまりで英文を読めているか)

いわゆるチャンク読みです。英文には必ず切れ目があります。例えば前置詞の前や関係代名詞の前、カンマの後などですね。この切れ目にスラッシュを入れると一つの意味のかたまりができますが、この1フレーズごとに日本語に訳して読む方法が、スラッシュリーディングです。この際注意するのは「返り読みせず、右から左に読むこと」です。この切れ目をつけるためには、文法の知識が必須です。もし抜けがあると感じたら、単語と同様戻ってでも穴を埋めるべきです。「日本語を介していると速読にならない」と言われますが、これはあくまで③に行くための準備段階です。そもそも日本語で理解できていなければ、英語で理解できるはずがありません。日本語でも構わないので、右から左に読む訓練をここでは意識します。ただしこれで読解ができるのは、センターレベルまででしょう。センター以上になると複雑な構文がでてきて、英文解釈力が必要になります。

※何度やってもこの作業がうまくいかない人もいます。その人は、文法を読解に生かす基
本的な知識が欠けているかもしれません。その人は少し先取りですが、簡単な英文の解釈本をやることで、英文の読み方がつかめてくると思います。

③音読(英語を英語として読めているか)

上の2つの力を速読力に昇華させるのが音読です。音読の最大の恩恵は、「英語をそのまま英語として処理できるようになること」です。そのために、1つの英文で最低30回は音読するようにいっています。欲を言えば30回40回やってほしいくらいです。ここで問題は、ただ音読すると発音しか良くならないということです。音読する文章は、そこにある単語、熟語、文法、構文という具合にそこにある全ての単語(辞書で引く)を少しずつ調べ上げる。その文章を何度も読むということです。

【音読で注意すること】

注意と言っても、多くのことを意識しながらやっても集中できないと思います。ここでは当たり前のことと、絶対守ってほしいルールを述べておきます。

①声を出して読む

黙読では無意識のうちに読み飛ばしていることがあります。声を出せる環境でなかったら、口を動かすだけでも構いません。とにかく目で追うだけは無意味な時間になるのでやめましょう。

②3段階を踏んで音読する

まず「⑴日本語と合わせながら読む」です。対応する日本語を英語を交互に読みます。日本語は目視だけでもいいです。次に「⑵チャンクごとに読む」です。日本語はもう見ませんが、スラッシュごとに意味が頭に出てくるか確認していきます。慣れてきたら、切れ目の意識をだんだんなくして読んでみましょう。最後は「⑶素文をナチュラルなスピードで読む」です。カンマ以外で切れることなく、読みながら意味が瞬時に出てくるまで繰り返します。最終的には、⑶の状態で5回ほどスラスラ読めればいいでしょう。

③1つの文章で最低15回は音読

どういうことかと言うと、例えば500wordsの文章を音読するとします。すると20回やれば、計10000wordsになりますね。文章が長いとき、同じ回数繰り返すと時間がかかってしまうのでこのように言っています。ただ面倒ならば、1つにつき20回で結構です。ただ1日でこれをこなす必要はありません。例えば4日×5回で20回としてもいいです。

④1日30分は音読する

 やるとわかりますが、30分音読は実際かなりつらいです。最初のうちは喉がカラカラになると思います。辛かったら短くしてもいいですが、毎日やるのだけは徹底してください。1日空いたら、今までの努力がリセットされるくらいの気持ちが必要です。以上です。音読中に意識するのは②だけなので、これならできると思います。音読の効果は実感しにくいですが、2.3カ月継続していけば徐々に効果が出てきます。3か月後に自分でもびっくりするくらいの成果を手に入れるためにも頑張りましょう。

【まとめ】

センター試験には難解な文章や難解な構文などはありません。ごくごく平易な文章を皆さんがイージーミスを犯すような仕掛けをして全受験者の平均を60%の得点率に設定しています。つまり、センター試験の英語筆記に求められている力は、全ての文章を『正しく』そして『素早く』読む力です。では皆さんがすべきことは、その力を鍛え高得点を目指すということです。そのためには音読は必須になります。自分に合ったやり方を見つけるまでは、基礎基本的な音読のやり方を実践してみてください。

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