受験までにどれだけの量を勉強したらいいのか、あまりイメージできない方が多いと思います。
また、計画的に勉強しようと考えてもどういう風に計画したらよいのかイマイチ分からない、ということはありませんか?
ここでは学習スケジューリングの仕方をご紹介いたします!
小分けにして1時間や1日に取り組む量を決めよう
受験までやること、と定義しても膨大で且つ抽象的になってしまうので、そんな時は自分の1日のノルマを決めましょう。
もっと小分けにして1時間のノルマを決めても構いません。
ゴールが決まれば自然とやる気も高まり、そのノルマを達成した際にはまたやる気が上がるという好循環が生まれます。
だらだらと勉強するよりも、このようにノルマを決めて効率的にやっていきましょう。
スケジュール作成には掛け算と割り算を使用
小分けにするための一例をご紹介します。
まず、参考書や問題集などを決め、それを例えば1ヵ月で終わらせる、と期間を決めます。
ここで割り算を使います。例えば英文法問題集の問題数が1000問で、これを1ヵ月で終わらせるとしたら、1000÷31で1日32問となります。
次に掛け算を使い、1問を答え合わせと解説を含めて2分で行うとすると、32×2で64分、1日約1時間強使って問題に取り組めば良い、というノルマが出ます。
このように割り算と掛け算を使ってノルマを算出してみましょう。
あくまで量は1つの指標!
学習計画をする方に注意してほしいことなのですが、小分けにしてやるべき量やノルマを決めて、それを達成したから満足する、では勉強の意味がありません。
量やノルマはあくまでここまでやるぞ、という指標であり、問題を理解してしっかり解けるようにならなければ成長はしません。
この時間内に終わらせなきゃいけないから、諦めてすぐ答えをみてしまう、なんてことが無いように心がけ、あくまで学習内容を理解することに焦点を置きましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
掛け算、割り算を使って、やるべき勉強量を小分けにして考えましょう。
ノルマが決まると、自然と勉強の意識も上がると思います。
ただし、あくまでも量は指標であり、内容をしっかり理解して、学習の質を意識することが勉強する上で最も大切なことです。
質を意識した計画的な勉強で受験を勝ち抜きましょう!