みなさんは「センター利用入試」というものを知っていますか?
簡単にいってしまえば「センター試験の結果で大学の合否を決める」受験方式のことです。
この受験方式を活用することで、私立大学の受験を有利に進めることができます!
通常、私大を受験する人にとってセンター試験は「通過儀礼」になりがちです。
「高校で必須だから」や「本番前の腕試しとして」といった理由でセンター試験を受ける人も多いでしょう。
しかし、本当に行きたい大学や学部があるのであれば、センター利用入試を活用しない手はありません!
センター利用入試とは?
センター利用入試とは「センター試験の結果で大学の合否を決める」受験方式で、最近では多くの大学・学部で採用されています。
自分が志望する大学でセンター利用入試が行われているかどうかは、受験案内等でしっかりチェックしておきましょう。
通常、私大の場合はセンター試験の結果に関係なく、大学・学部ごとに個別で実施される試験の結果で合否が判断されます。
ちなみに国公立大の場合は、センター試験の結果が悪いと「足切り」と呼ばれそもそも大学ごとに個別の試験を受けさせてもらえないことがあります。
このセンター利用入試は、大学ごとに個別の試験の結果とは関係なく合否がでます。
そのため、私立の本番の受験では不合格でも、センター利用で合格していればその大学に通うことができます。
センター試験で私大受験が有利になる!?
センター利用入試を活用することで私大受験を有利にすることができます。
正確には、私大合格のチャンスを増やすことができます。
センター利用入試は学部ごとに実施されているケースに加え、合格してから学部を選ぶことができるケースも存在します。
すなわち、大学ごとに行われる本番の試験に加え、学部ごとに個別のセンター利用入試、さらには入ってから学部を選べるセンター利用入試、と志望する大学の受験機会が増えるのです!
普通大学受験といえば一回きりの試験で合否が決まるシビアなものですが、その一回が複数回に増えてしまうのです!
私大志望者でもセンター試験の勉強をするべき!
またセンター試験は大学受験の基礎力を試す試験でもあるため、センター試験の勉強は決して無駄になりません。
センター試験の勉強で基礎力をつけることで私大に合格する力もつけることができるでしょう。
十分な準備を行い私大本番の受験に備えるとともに、センター試験の勉強で足場を固めておくことで、単に受験機会を増やしチャンスを広げるだけでなく、合格の可能性も大幅にアップさせることができます。
まとめ
センター利用入試を活用することで、行きたい大学に挑戦するチャンスを増やすことができます。
「勝負は時の運」とはいいますが、「数打てば当たる」ことを信じてもいいのでは!?