高校生のみなさんは大学生活をどう想像しますか?楽しそう、大変そう、正直わからない、等々さまざまな大学生像があると思います。
ところが実は、高校生が思い描く大学生活と実際の大学生活にはギャップがあります。そこで実際に大学生に聞いた話をもとに、大学生のリアルな生活を紹介したいと思います。
Contents
「高校のとき思い描いていた大学生像とのギャップ」
大学生は意外と時間が無い!?
大学生は想像していたよりも時間が無いという意見が多くあります。これはアルバイトや部活、サークル等に打ち込んでいる人に多い意見に感じます。確かに高校生とは異なり決まった時間割がないので自由な時間はとても多いです。しかし、タイムマネジメントをしっかりしないとやりたいことをやりきれないという状態になってしまいます。
また、高校生の想像以上に学業も忙しいです。大学や学部によりますが、計画的に学業もがんばらないと留年あるいは卒業が危ういという状態にもなりかねません。
大学にはいろいろな人がいる!
大学にはあらゆる考え方・バックグラウンドを持った人が集まります。そこでは自身の見識が広がるだけでなく、国際的な文化に触れる機会もあります。大学はみなさんの成長につながるチャンスに溢れている一方で、当然考え方が合わない人も多くいます。
考え方は人それぞれですが、考えの合わない人も含め、あらゆる人と人脈を形成することをおすすめします。様々な人と話す練習をすることは今後社会に出てから役立つ経験です。また、自分と合わない考え方は、自分に無い新しい視点である可能性が高く、自分の視野を広げることにもつながります。
授業選びがとても大事!
大学の授業はしっかりとリサーチして取りましょう。大学生の中で「授業が期待外れだった」という声が多く上がっています。これは単に教授がつまらないのではなく、大学生のリサーチ不足であると考えます。必修で大学側に決められてしまってはしょうがないですが、自分で選べる授業はあらゆる手を尽くして調べることをおすすめします。
例えばインターネットや大学の講義情報誌(多くの大学で有志による情報誌発行サークルがあります)を駆使しましょう。せっかく大学は自由に選択できるので、自分に合った授業を選びましょう。
「おすすめの大学生活の送り方」
優先順位をつけよう!
意外と時間が無い大学生活を有意義に過ごすためには、やりたいことに優先順位をつけることが大切です。優先順位を付けたら計画に落とし込みましょう。当然動きっぱなしでは疲れてしまうので休む日も必要です。
とはいっても大学生になっていきなり計画的に行動できる人はまれであると思うので、初めはとりあえず動いてみて感覚をつかんでいくと良いでしょう。優先順位づけと計画立てが上手い人は慣れるにつれやれることがどんどん増えていきます。貴重な大学生活なのでたくさんのことができると良いですね。
友人を選ぼう!
友人を選ぶというのは決してネガティブな意味ではありません。もちろん何の気なしにたくさんの人と交流することはとても大切です。ここで言いたいのは、深く付き合う友人を慎重に選ぼうということです。
大学生活で付き合う友人は少なからず今後の人生に影響を与えます。付き合う友人によっては、大学生活が人生の大きな転機になったり、はたまた人生の大転落ポイントになったりするかもしれません。気の合う友人も大切ですが、学びの多い友人、あるいはお互いに刺激しあえる友人が1人でもいると大学生活に大きなプラスになるでしょう。
積極的になろう!
大学生活では積極的に行動しましょう。遊びに関しても学びに関しても、貪欲に知らない世界にどんどん飛び込んでいくとよいです。いままでは尻込みしていた場面でも思い切って前に出ることで拓ける世界があります。
またそのチャンスも多く用意されています。大学のホームページをよく探すと学生支援のコーナーには様々なコンテンツがありますし、大学外でもボランティアからインターンまで、時間のある今しかできない活動がたくさんあります。ぜひ選り好みせず、「これだ!」という直感を頼りに積極的に行動してみてください。
「高校生のうちにできること」
先輩の話を聞こう!
高校生のうちに大学に通う先輩の話を聞くとよいです。同じ高校に限らず塾の先生や親せきでもよいでしょう。近い人からありのままの話を聞くことで大学生活がより具体的に想像できるようになります。
受験が近いと志望する大学の受験情報ばかり聞きがちですが、大学生活にフォーカスした話もぜひ聞いてみてください。意外なところからモチベーションが高まる話を聞けるかもしれません。また人の話を聞くことは、志望する大学の志望度を確かめることにもつながります。
話を聞いてより志望度が高まる場合もあれば、逆に志望度が下がる場合もあります。自分の本音を引き出すためにも、あえて人と話をすることは大切です。
講義情報誌を見よう!
大学周辺の本屋に行けば手に入る講義情報誌を見てみましょう。そこには講義情報や大学に関するプチ情報などが載っています。実際に多くの大学生が購入し参考にしている情報誌なので、活きた情報を仕入れたいときは重宝するでしょう。
講義情報などはその大学を知る手がかりにもなります。オープンキャンパスの体験講義はとても面白かったのに、実際の講義は退屈だ、ということはよくあります。実際にどんな講義があり、それらは学生によりどんな評価を受けているのか、みなさんの目で確かめてみるとよいでしょう。
キャンパスに行ってみよう!
キャンパスに行くことはとても大切です。オープンキャンパスに加え、普段何もないときのキャンパスものぞいてみると面白いです。普段の学生の雰囲気がよくわかり、より一層みなさん自身の大学生活が想像しやすくなるでしょう。また自宅からキャンパスまで通ってみて気づくこともあります。
例えば乗換が大変だといったことや駅から徒歩が大変だといったことです。机に座ってがんばるのが受験生ではありますが、ときには息抜きもかねてキャンパスまで足を運んでみるのもおすすめです。
おわりに
3段落に分けて「意外と知らない大学生活」を紹介しました。前向きに受験勉強に取り組むためには、目標を具体的にすることがとても大事です。大学生になってガッカリすることがないよう、しっかり準備をし、そのうえで合格に向けひたすら努力しましょう!がんばってください!
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