みなさんは受験勉強中、なかなかやる気が出ない、勉強に力が入らない、といったことがありませんか?集中力が欠如し、勉強の内容が頭に入らず、時間だけが過ぎていくというようなことを経験したことがある方は多数いると思います。そこで今回は、どうすれば集中力を高められるか、の1つの方法をお教えいたします!
「締め切り効果」でエネルギーを出す
集中力を発揮する1つの方法は、ズバリ「締め切り効果」です。締め切り効果とは、あるものの締め切り直前になると、途端に集中力が増すという人間の本能を使った集中力アップ法です。
テストでの一夜漬けを経験したことがある人はいるでしょうか。試験前日で「勉強しないとマズイ!」という気持ちが強く、妙に頭が冴えていませんでしたか?
このように私たち人間は「やらないと困る」状況に陥ったとき、ものすごいエネルギーを発揮することがあるのです。この便利な機能を受験勉強にも活用してみましょう。
「締め切り」は細切れに設定せよ!
受験勉強で「締め切り効果」を活用するといっても、締め切りを「試験本番」に設定することは当然ながら危険です。試験1ヵ月前になって1日10時間以上勉強して、志望大学に通るというケースも稀ですが、これは例外です。
では、どういう風に締め切りを設定すべきか。ポイントは「締め切りを細切れに設定すること」です。例えば、年に模試を4度受けることとすれば一つ一つの模試が締め切りになります。また、塾や学校の先生から宿題をもらえば提出期限が締め切りになります。一方で、自分で英単語を勉強する際にも、「~時~分までに○○ページまで終わらせよう」と締め切りや制限時間を決めて取り組むことで、「締め切り効果」が期待できます。
このように締め切りは細切れに設定することで、効果的な受験勉強を促進できるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。多くの学生が無意識に経験したことがある「締め切り」の力を使って集中力を高める方法を紹介しました。受験勉強では、細切れに時間や期間を区切って「締め切り」を設定することで、集中力を保ったまま効率よく勉強ができるでしょう。受験勉強だけでなく、今後様々な課題に取り組む際にも活用できますので、ぜひ試してみてください。
関連記事
受験勉強を成功に導く集中力向上のポイント
長い時間勉強できない?集中力を持続するコツ
受検勉強の集中力を持続させる方法