受験勉強における正しい睡眠時間

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みなさんは普段何時間くらい寝ていますか?大学受験生にとって正しい睡眠時間というのは、一つの大きな悩みです。ここでは、受験生のパターンを大きく2つに分けて、正しい睡眠時間というものを紹介していきます。

基本的な知識

人間はレム睡眠とノンレム睡眠を1セット=90分として、一晩のうちに何度かこれを繰り返しています。レム睡眠やノンレム睡眠が何かは、インターネットにいくらでも情報があるので調べれば分かりますが、要はスッキリ目覚めるには90分の倍数の睡眠時間にすべき、ということです。

また、どの程度睡眠時間をとるべきかという教科書的な話をすると、日本人の80%以上は6〜9時間の睡眠時間が必要と言われています。

6時間未満の睡眠時間で頑張れるショートスリーパーや、9時間以上の睡眠時間が必要なロングスリーパーは、5%前後に過ぎません。

ですから自分の睡眠時間を決める際は、基本的に6〜9時間の間で考えることが重要です。

パターン1:受験勉強が順調な人

ある程度成績が取れており勉強の進み具合も順調な人は、睡眠時間は自由に決めましょう。その人にとって正しい睡眠は、睡眠時間をロスとして認識せず、記憶を定着させたり

疲れをとったり、モチベーションを上げたりするための時間として認識すべきです。

ただし、自由に睡眠時間を決めるといっても、寝放題というわけではなく、6〜9時間の中で自分の最適な睡眠時間を見つけるのです。こればかりは人によって異なるので、実験してみるしかありませんが、6〜9時間の制約をつければ、睡眠時間を30分ごとに設定しても、1週間で全パターン挑戦できます。

その中で、自分にあった睡眠時間を探してください。

パターン2:受験勉強に追い込まれており、睡眠時間を削ろうとしている人

はじめに述べたように睡眠時間は削るべきではありません。睡眠時間が足りないと記憶が定着しなかったり、集中できなかったりと、デメリットも多いのです。

しかし、睡眠時間を「なるべく」短くすることはできます。

まず、睡眠時間は6時間に固定します。これ以下の時間ははっきり言って危険です。受験勉強の効率を落とすだけでなく、体調を崩す可能性すらあります。

次に、2〜3週間ほど6時間の生活を続けます。睡眠時間が減る場合、少し辛いですが頑張りましょう。体が慣れてきます。

最後に、調整を行います。基本的には6時間の睡眠時間は決して異常に少ない時間ではないので、大抵の人は2〜3週間を経て慣れていますが、一部の人はそれでは足りない場合があります。

しかし睡眠時間が足りないとしても、6時間は寝ているので、居眠りが多くなったり体を壊すことはないでしょう。ですから、そういう人は普段6時間睡眠で固定しつつ、週末などタイミングを決めて7〜8時間寝ることで疲れを溜めないように調整するのです。これも、ある程度固定化してください。そうしないと体が7〜8時間に慣れてしまいます。

いかがですか?

睡眠時間の基本は6時間寝ることです。東大や京大など、難関大学に合格する人のほとんどはきちんと自分で決めた睡眠時間を取っていると言われています。

みなさんも睡眠時間をコントロールして、時間を有効に使っていきましょう。

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