やる気アップ 受験勉強に対するモチベーション

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勉強に限らず、何かをするには方法論も大事ですが、そもそものやる気が無いと努力の継続すらできません。世に出回っている勉強の方法論というのは、異常なほどのやる気、つまりは情熱があって初めて達成可能なものもあります。

今回はやる気を上げることは勿論ですが、どうやったら下がらないのかを紹介していきます。

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自分の行動を分類

する必要がある する必要がない
したい やる気十分 やる気十分
したくない やる気なし 不要

自分の行動を分類した時、上の表のどこかに必ず当てはまることになります。

上記の表の要素を1つ1つ説明していきます。

「したい」&「する必要がある」こと

ここに当てはまることは、例えば自分が大学で勉強したい科目だったり、趣味だったりします。そのため、誰に言われるでもなく、勝手に十分なやる気を持って取り組むことが出来ます。

「したい」&「する必要がない」こと

ここに当てはまることは、趣味だったり、受験でそこまで重要ではない科目だったりとなります。これも「したい」&「する必要がある」こと同様に誰に言われるまでもなく、勝手に取り組むことが出来ます。

「したくない」&「する必要がある」こと

ここに当てはまることは、受験生の皆さんで言えば、好きではない科目全てだと思います。ここに当てはまることを、やる気を出して取り組むことで受験の成否が変わります。

「したくない」&「する必要がない」こと

ここに当てはまるのは、人生で全く無意味なことです。あらゆる側面からする意味が無いことです。自分の生活の中で、ここに当てはまることはなるべく0にすることが非常に大事です。

0にすることが大事とはいっても、毎日の生活の中で特に意味もなくぼんやりして頭を休ませることも重要です。このぼんやりを「したい」&「する必要がない」こととするか、「したくない」&「する必要がない」こととも分類できますが、勉強の支障にならない程度には息抜きも大事です。

「したくない」&「する必要がある」ことへの対処方法

上記で述べました通り、受験生の皆さんで言えば、ここに当てはまるのは好きではない科目全てだと思います。

これらの科目をどうするかというと、自分の勉強したい科目、点数がとれる科目と勉強したくない科目、点数が取れない科目との合格点の最低ラインを決定します。

勉強したくなかろうが、点数をとれなかろうが、受験で必要なのですから、最低限度合格点までは勉強をする必要があります。それが嫌な場合、それらの科目の無い受験方法を選択したり、大学を選んだりする必要があります。

または、大学へは行かず、独学という選択肢も考えられます。単に勉強する、知識を得るという点に焦点を当てれば、大学で勉強することだけが方法ではありません。

勉強したくない科目、点数が取れない科目の分類

勉強の科目には、理解が重要な科目、暗記が重要な科目と2種類あります。どちらにしても、まずは過去問にあたりましょう。

過去問で傾向の確認

過去問演習で問題のレベルの把握、出る単元の把握が非常に重要です。したくない勉強はなるべく最小限の力で最大限の効果を狙いたいところです。勿論、これは勉強したい科目にも当てはまりますが、勉強したくない科目はよりそれを意識して無駄なことは絶対にしないという意識が重要です。

具体的な対策

過去問演習とその復習がメインになります。全体的な知識整理は教科書や参考書で適宜補っていくことになります。

1. 過去問演習

→最初は全く点数が取れないと思いますが、とりえあす問題を一通り解いてください。

2. 解答・解説

→答え合わせをして、理解して解けた問題、まぐれで解けた問題、ケアレスミスで解けなかった問題、理解していないから解けなかった問題の4つに分類しましょう。

自分が何を理解していて、何を理解していないかを明確にすることは勉強において非常に重要です。

また、解説をしっかりと読んで、内容を理解して暗記していきましょう。解説には問題を正解にするための要素が詰まっています。ここをなおざりに読むと正解のための知識を得るという勉強からは遠ざかることになります。

理解が重要な部分では、必ず教科書や参考書で全体的な流れや細かい部分を確認してください。どういう状況で使われている知識なのか、用語なのかをしっかりと確認しないと、内容がぶつ切り過ぎて理解の妨げとなります。

3. 再度過去問演習

→解答・解説を読んで知識を確認、取得した後は、再度解きなおしとなります。1~3までの方法を繰り返して、過去問1つの年度につき9割以上の得点を取れるようになるまで繰り返してください。

試験

まとめ

まずは自分の行動、これからすることを分類することが重要です。その中で「したくない」&「する必要がある」ことをどうするのかという話です。

なるべく最小限度の努力で最大限度の効果を発揮するために、過去問演習を繰り返し行ってください。最初は全然点数が取れないと思いますが、理解が進む程に点数も上がり、解くのにかける時間も短くなっていきます。

 

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