文系の人も理系の人も、受験において「英語」を避けることは基本的にはできません。配点も多く、ほとんどの受験生にとって「最重要科目」の一つとみなして間違いないでしょう。
しかし、一度嫌いになってしまうと、モチベーションが下がってしまい、なかなか理解が進まず、さらに英語が嫌いになる悪循環に陥ってしまいます。英語で点数が取れないと、志望校の選択、受験の結果に大きく作用してしまいます。
それでは、英語嫌いにならないようにするには、どうすればよいのでしょうか？まずは「英語の勉強は大変」というイメージを払拭してみましょう。
英語の勉強法のイメージ
英語の勉強と言えば、単語帳を開いて単語を暗記し、分厚い文法書を読み、教科書や参考書の長文を読み、さらに問題集を解く。こんなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
もちろん、これらのやり方はれっきとした「英語の勉強法」ですし、このやり方を否定するつもりはありません。
しかし、こういったいわゆる「勉強」以外にも英語を学べる方法はたくさんあるということをぜひ知って欲しいと思います。
英語の勉強法のイメージ
・机に向かってやる
・楽しくない
・難しい問題にチャレンジする
本記事で伝える英語学習法のイメージ
◎寝ころびながらでもできる
◎楽しくできる
◎簡単に気軽にできる
こんなにある！実際に使える英語学習法
「寝転んで楽しく気軽になんて嘘だろ！」と思う人もいるかもしれません。「勉強」という概念にとらわれているとどうしてもそうなってしまうかもしまいますよね。
勉強というのは一つの手段なので、要は「志望校に合格する」とか「英語力を向上させる」といった目的を達成することができれば、手段は何でもいいわけです。
今簡単に挙げられるだけでも、
・洋楽を聴く
・洋画・海外ドラマを観る
・英語で漫画・小説を読む
・YouTubeで英語の動画を観る
などなど、様々な学習法があります。これらを全部やりましょう、という気は全くありませんが、日々の英語の勉強の中にこのような「ちょっとお気軽な要素」を入れることで勉強にメリハリがつくとともに、楽しく継続しやすくなるメリットがあります。
しかし、「洋楽を聴いたり、海外ドラマを観たりするだけで英語力は上がるのか？」と言われると、残念ながらそんなことはありません。効果的に学習に取り入れないと、目標である英語力アップを実現することは難しいでしょう。
ただし、「洋楽の歌詞を理解したい」、「海外ドラマを字幕無しで見られるようになりたい」といったモチベーションの糧にするだけであれば、学習方法を意識する必要は当然ありません。
楽しめるものを楽しまないのは損！
勉強は苦しみながらやるものではありません。もちろん苦しいときもあるかもしれませんが、楽しめるのに楽しまないのは間違いなく損です。英語に限った話ではなく、他の科目でも同じことが言えます。
ただ、特に英語の場合は「楽しんで学べる」要素が強いです。世界中の何億人という人々が英語を話す世の中ですから、誰でも身につけられるスキルですし、グローバル時代だからこそ、英語学習の素材はいくらでも見つけることができます。
「勉強」用の素材もあれば、楽しみながらできるものもあり、学習法は無数に存在するといってよいでしょう。その中から自分で楽しいと思えるものを継続して利用していくのが、長期的に見ると最も効果的です。皆さんもぜひ自分に合った学習法を探してみてください。
こんな人におすすめです
動画を観たり漫画を読んだりするのは受験の直前期に効果を上げられるものではないでしょう。しかし、長い目で見ると非常に効果的な学習法ですので、1,2年生には特におすすめします。
また、受験は一つの通過点にすぎません。大学に入ってからも大半の人は英語の学習を続けていくことになりますので、先を見据えて長期的に英語学習に取り組むのであれば、楽しみながら学習するコツを今のうちに身につけておくとよいでしょう。
まとめ
今回はとりあえず抽象的な話だけに抑えましたが、いかがでしたか。英語の勉強がつらいと思っている人はぜひ検討してみてください。楽しみながら学べる具体的な方法については追って記事を書いていきたいと思います。