受験勉強をするとき英単語帳は多くて選ぶのに悩んでしまう、という方もいるでしょう。
中でも今回紹介する速読英単語シリーズは短めの英文と共に単語を覚えられるイレギュラーな単語帳です。
むしろ、単語帳として使うことはあまりおすすめしません。これだけ聞くと他の単語帳を買おうと思う人もいると思いますが、勉強法を間違えなければ単語も覚えられ、且つ読解練習もできるという、一石二鳥の成果が得られます。
ここでは速読英単語シリーズの活用法を徹底的に教えます！
Contents
速読英単語の特徴
どんな人に向いているの？
速読英単語は、基礎から難関まで幅広く対応している単語帳になります。
詳しい構成や使い方は後ほど説明しますが、最大の特徴は200語程度の英文がセットで掲載されていることです。
そのため、基礎を強化すべき1,2年次や3年の春頃であれば単に単語帳としてではなく読解やリスニングの基礎力を身につけるためのツールとしても活用することができます。
単語帳でひたすらに単語の意味を覚えることが苦手で挫折してしまった人も、速読英単語なら読解やリスニングを混ぜながら継続ができるかもしれません。
英文のクオリティが高い
速読英単語には、200語前後の英文が掲載されています。
英文が程よいレベルになっていること、覚えるべき単語が文中に含まれているという事だけでなく、徐々にステップアップできるように設計されています。
また、英文のテーマも多岐にわたるため一通りの英文のタイプに慣れることができます。
派生語も掲載されている
単語が一覧になっているページでは、派生語も掲載されていて英文中に記載がある単語と関連づけて覚える事が可能です。
速読英単語シリーズの紹介〜高校1年生向け〜
高校1年生でも使える「速読英単語 入門編」
英文の「おもしろい」「読みやすい」を追求して、高校1年生向けにも進めやすものになっています。また、ただ単に簡単ということではなくステップを踏んで実力をつけていくことが可能です。
速読英単語 入門編CD
分冊 速読英単語入門編
速読英単語入門編対応 書き込み式単語ノート
速読英単語シリーズの紹介〜センター・私大・国立〜
速読英単語必修編 CD
分冊 速読英単語 必修編
速読英単語必修編 書き込み式単語ノート
速読英単語シリーズの紹介 〜難関大学〜
速読英単語上級編 CD
速読英単語の使い方
まずは英文を読む
まずはさらっと英文を読んで、自分の力でどこまで文章の意味を理解することができるのかをテストするようなつもりで進めていきましょう。
速読英単語に掲載されている英文を読む事を通して、初めて見た英文を読むことに慣れていきましょう。
一通り英文を読んだら右のページに記載されている日本語訳と自分の頭の中で理解した文章の内容を当てはめて、間違えた箇所をなんとなく把握しておきましょう。
精読をして単語の意味や熟語などをおさえていく
さらっと速読を読んだ後は、精読を進めてひとつひとつ単語を意味を押さえていきます。その際に、速読英単語で新出単語としてまとまっているものにはとらわれず、理解していない単語があればそれもあわせてしっかりと覚えるようにすると効率的に基礎量を高めることができます。
ただし、このときにわからない単語が多過ぎたり文法事項が全然わからないということであれば、別の参考書などで基礎力をしっかりと身につけるか、速読英単語のレベルを下げる必要があります。
音読で更に理解しよう！
精読をしたらやってほしいことは、音読です。
音読をすることで文の流れを感覚的に掴みましょう。
また、文の流れを掴むことで、新出単語を例文と共に覚えるとともに、「この単語はこのような流れで出てくる」などコンテキストが掴みやすくなります。これは速読法にもつながってくるので、音読は必須の作業です。
リスニングCDを聴く
リスニングCDは別売りになっていますが、速読英単語を使って勉強を進めていくためには必須と言えます。
目からの情報だけでなく、耳からも情報を入れることで英単語をより効率的に覚えていくことができるだけでなくリスニング力の向上もはたすことができます。
ここまでで紹介した流れの通り、英文を読み単語を理解したらまずはリスニングCDを使って音声を一度聴きます。
このときに英文は見ずにできるだけ自分の耳で英文を聴き取ることに集中し頭の中で意味を理解するようにします。
英文を見ながらリスニングCDを聴く
何も見ないで一度CDを聴いたあとは、英文を見ながらCDを聴いてそれぞれの単語の発音や英語のリズム感を確かめます。
シャドーウィングをする
英文を見ながら一度CDを聴いたあとは、英文を見ながらシャドーウィングを行います。
シャドーウィングとは音声に対してあとから追いかけるようにして自分も声に出して英文を読むと言う動作です。初めはCDのスピードについていけないかもしれませんが、慣れてくれば少しずつできるようになるはずです。
英文を暗唱する
最終的には、英文を暗唱します。単語のみを何度も覚えるだけでなく、文章全体を理解しながら頭に刷り込んでいくのでより記憶の定着をはかることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。あまり単語帳として使うことはおすすめできませんが、しっかり活用法がわかっていればかなり使えるテキストです。単語・読解・リスニングにまで活用できるので、ぜひCDも買って包括的な英語学習に使いましょう。
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