参考書の使い方:[自由英作文編]英作文のトレーニング

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今回は参考書『[自由英作文編]英作文のトレーニング』の使い方を紹介します。

本書の特徴

大きくは以下の3つの特徴があります。

  • 自由英作文を書くにあたっての大前提が巻頭にまとまっています。
    自由英作文を記述の前提から勉強することが出来ます。特に「8つの心得」は必読の内容です。
  • 文字数と問題別の構成となっており、取り組みやすいです。
  • 本書の必須ポイントと暗記用例文が別冊集にまとめられています。

巻頭自由英作文の前提となることが書かれており、それらを意識することで良い文章が書けるようになると思います。

序章では自由英作文を書く時の躓きやすいポイント、論理的とは何か、パラグラフの組み立て方、指定語数についてが記述されていてどの層にとっても参考になります。

1章以降の構成は字数別に意見の述べ方、資料の説明方法となっています。

10語から100語以上の英作文まで幅広い語数に対応しています。

この参考書では2次試験対策が可能なので、英作文の基礎的な勉強が終わっていない場合、手を付けない方が良いと言えます。

英作文の基礎的な勉強が終わっている場合でも、最初の方の「記述に当たっての前提」は読み飛ばしてはいけません。

英作文の基礎の勉強方法は以下の記事を参考にしてください。

例文暗唱:英作文を書く前にすべきこと

英作文対策は高3からでも間に合う 

本書の使い方

本書を最初から読み進めていき、序章まではその内容を十分に理解して自分の知識とする必要があります。

知らない内容の場合、ここで覚える必要があります。

知っている内容の場合、ここで更に理解を深める必要があります。

特に英作文の書き方に不安を覚えた時は、本書の「8つの心得」と序章を読み返すことで、不安を取り除くことが出来ると思います。

本書の構成

第1章以降は問題の解説となります。

本書は全部で23問だけとなりますが、解説が丁寧なので十分な効果を見込めます。

第1章は「10~30語で英文を書く」

第2章は「40~80語で意見を述べる」

第3章は「20~100語で資料を説明する」

第4章は「100語以上で意見を述べる」

上記の様な構成になっていますので、順を追って問題に取り組んでいけば、段々と力がついていきます。

そのため、まずは自分で問題を解いて英作文を書く必要があります。

自分の答案を添削してもらうことが一番ですが、なかなかそれも難しい場合のチェックポイントがあります。

これは本書にも書かれていることですが、

①指定語数を守っている

②問題の要求に応えている

③スペルミスがない

④文法ミスがない(三単現のs、ピリオド、カンマ、大文字・小文字、適切な冠詞、時制)

これらは自分で見直してチェックするのが比較的簡単な項目です。

また、これらを自分でチェックすることにより、自分の英作文が論理的な構成になっているか、また、文法ミスではどのようなものが多いかを把握することができます。

各章の各解説に、問題を解くにあたっての全体の方針、発想のプロセス、論理構成、表現のポイントが記載されています。

自分でチェックするのと同時に、これらも必ず読み込んでください。読み込む時に、この問題で分からなかった点を必ずメモなり線を引くなりして、後で読み返した時に分かるようにしておいてください。

参考書に書いてることはほとんどが重要なことですが、ミスした部分に関連した部分は最重要事項と言えます。

わざわざ時間をかけて解いて、その部分が分かったのに、それを放置するのは明確に悪いことだと言えます。

解く、答案のチェック、解説の読み込みという流れで本参考書を進めていきます。

その際に、途中で必ず復習をしてください。メモや下線を引いた部分を最初に読んでから、問題を解きなおしても構いません。

また、一回目の解き直しの段階では無理に別の解答を書く必要もありません。

同じ答案では意味が無いと思うかもしれませんが、まずはあるテーマに対して、一度考えた自分の答案をミスなく書けるようにすることが重要です。

テーマに対して解答をかけない場合、実力不足ですが、ケアレスミスでの失点は単なる不注意です。

そして、よく出来る生徒でもケアレスミスは非常に多いです。

まとめ

英作文は基本的な英単語と英文法の知識の上に成り立っています。
これらの知識がなくてはミスの無い文にはなりません。

また、英作文を書くにあってはテーマに対する自分の考えや表・グラフを正確に読み取る力も重要になります。つまり、国語力と言えるものが非常に大事です。

英作文を書く段階になって急に能力が目覚めて書けるようになるわけではありません。普段からの勉強がものをいいます。

 

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