大学入試における英語の勉強法を徹底解説!まずは全体像を把握しよう!

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文系、理系に関わらずほとんどの受験生にとおて受験科目になっているのが英語です。大学入試ににおいては避けて通れないと言っても過言ではない英語の対策についてまずは全体像をおさえておくことが必要です。受験において大きなウェイトを占める英語の勉強を計画的に進めるために、徹底解説していきます。

大学入試における英語の勉強において大切なことは?

受験勉強の暗記テクニック

暗記の重要性とその理由

細かい点を解説する前に重要なポイントを一つ伝えると、「大学受験の英語の勉強は暗記が重要」ということです。本来言葉であれば、多くの情報を耳から聞いて話してみて少しずつ覚えていく事が自然です。ただし、受験における英語にはことなる特徴があります。それは、入試においては会話やライティング能力よりも圧倒的に読解の力が求められているという点です。
大学では、研究の中で論文を扱うため会話よりも読解の方に重点を置いていると考えられますが、実際には現実的に多くの受験生を短期間で点数で順位付けをしてニュ学者を選ぶためには、試験や採点に大きな手間がかかるテストが実施できないということも一つに理由にあげれあれます。2020年に入試制度改革が行われることが話題になっており、本来あるべき英語教育も見直しが入る可能性はありますが、今回は触れないでおきます。

暗記において重要なこと

暗記という勉強にあまりいい印象を持っていない人も多いかもしれませんが、ここで言っている暗記とは決して全てを丸暗記をするということではありません。母国語ではない言葉を最短で修得しって読解できるようになるためには、最低限覚えなければならい事象が数多くあります。

英語は毎日勉強する

英語は他の教科と比べるとやるべき事が多いため、毎日実施して遅れが出ないようにしておくことが必要です。例えば数学であれば、暗記よりも演習に使う時間が多くなり、社会であれば演習よりも暗記の時間が多くなります。ただ、英語においては、暗記と演習の両方において多くの時間が必要となります。特に長文読解においてはいかに多くの文章を読んで来たかということが入試の結果に直結していきます。

英単語はどのように勉強すればいい?

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英単語は全てのベースになるため、コツコツと毎日勉強することが必須です。英語の基礎になるため、受験直前機にはあまりやらなくてもいいという考えを持っている人もいるかもしれませんが、単語は常に忘れていってしまうため受験当日まで欠かすことなく続けていきましょう。

基本的な英単語の暗記の方法

単語帳を進める全体スケジュールを立てる

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単語帳は何周も繰り返す前提で、まずは1周終わらせる計画を立てます。1周の目安は1ヶ月前後です。
まずは、どうしても進みが遅くなってしまう日も予め考慮して全体のページ数を25日分に割ります。200ページあれば、200ページ÷25日=8ページ/1日となります。
このペースを計画表に記入して、◯月◯日の時点で何ページまで進めておかなければならないのか?ということが一目でわかるようにしておきます。

覚えるべき単語の選定

まずは、単語帳に載っている単語の選定を進めていきます。単語帳に中の単語の中でも多少なりとも知っているものはあるはずなので、知っていて今後も忘れる可能性が低い単語をピックアップして印をつけます。このときに、赤シートで単語の意味を隠しながら選んでいきますが、中には意味を知っていたけどたまたま正解できて本当は自信がないものが出てくることが多くあります。そのような単語は「知っている単語」には入れないようにすることが大切です。
最低限、確実に知っている単語のみを省いておけば時間を効率的に使うことができます。

読んで書いて覚える

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単語帳を進めていく中で意識した方がいいのが単語を「覚えている時間」の確保です。赤シートで隠しながら単語の意味を考えて答えを見るという作業は単語を覚えているというよりは、あくまでもテストをしている時間になります。知らなかった単語は、1ページ10分などの時間を区切って、読んだり書いたりしてしっかりと暗記作業を行います。その暗記作業を行った直後に赤シートを使ってテストを行い、覚えきれていなかったものは再度暗記作業を行って全て正解するまで進めます。この作業を1日3回程度行って徐々に単語を覚えていきましょう。

早いペースで何度も繰り返す

人の記憶はすぐに薄れていってしまいます。せっかく覚えた単語も翌日にはほとんど忘れてしまうことが普通だと思っておいた方がいいでしょう。ただ、全く見た事がなかった単語に対して一度暗記作業を行っているので、できるだけ早いタイミングでもう一度暗記作業を行うことで一回目よりも短い時間で単語を再度覚えることができます。

常に前日覚えた単語の復習を行うことが大切です。まずは、前日暗記した単語を赤シートで隠しながら覚えている単語と、忘れている単語に分けていき、忘れているものは先ほど紹介したのと同じやり方で暗記の作業を行っていきます。

また、この作業とは別に最低でも過去7日間で暗記した単語を常に毎日見直しておきましょう。そうする事で、一つの単語に対して7回は復習を行うことになるため効率的に定着を図ることができます。大切なのは単語に触れる頻度です。

おすすめの単語帳

目指す大学や現状の学力によって使うべき単語帳の種類は異なってきます。3つのレベルごとに単語帳を紹介していきます。

センターレベルのおすすめの単語帳

中堅レベルのおすすめの単語帳

難関レベルのおすすめの単語帳

文法と構文の暗記

単語と同様に、文法と構文はルールを覚える必要があります。ただし、単語と比較すると丸暗記というよりは比較的ルールに沿って複数の文法事項を関連づけて覚えることができることが特徴です。細かいルールをしっかりとおさえておかなければ、長文読解においても全く異なる内容として把握してしまう可能性があります。

まずは教科書+αで文法の基礎をおさえる

文法事項をしっかりと暗記することの重要性は伝えましたが、どのように覚えていくことが効果的なのでしょうか?
まずは、学校の教科書レベルの基本的な内容をおさえておくことが必要です。基礎的なことがわからないまま入試対策用の問題集を進めていってもなかなか全体像が掴めないため得点につながっていきません。

まずは教科書+αで基本的な文法ルールをおさえます。
その際使用するのは問題集ではなく、「Forest」などの網羅的かつ丁寧に文法構造を解説してくれる参考書がおすすめです。

学校の授業で習った範囲に関しては、学校で使用している教材の補助としてこのような参考書を使用して確実に基本事項をおさえておきましょう。
この作業は、早慶以上の難関大を目指すのであれば高3の春頃には終わらせておきましょう。(できれば高2の冬休みごろ)
仮に、学校の授業で触れていない部分があったとしてもそれ意外はやはり終わらせておく必要があります。

基礎をおさえたら網羅されていつ参考書を何度も使い倒す

文法の基礎事項が網羅できたら、実践レベルの知識をひとつひとつ身につけていきます。
基礎事項に比べると、単語を覚えていくように細かいルールを地道に覚えていくイメージになります。実践レベルといっても、問題を解く事で自分が覚えきれていない文法事項を明らかにして覚えていくというシンプルな作業をいかに効率的に進めることができるかということが鍵になります。

ここでおすすめの問題集は「Next Stage」のような全範囲が網羅さえれていて、かつ問題の難易度が本番レベルのものとなります。

このような問題種を下記の流れで進めていきます。

  1. 問題を解く(自信がない問題はあとでわかるように印をつけておく)
  2. 答え合わせして間違えた問題に印をつけておく
  3. 解説を確認し、覚えるべき文法的ルールをノートにまとめる
  4. その日の最後や翌日の朝などにノートにまとめた文法的ルールを確認する
  5. 翌日①②で印をつけた問題を解き直す
  6. この進め方の中で重要なのが「問題の選別」と「繰り返し」です。

問題集の中には再度復習するべき問題と、すでに知識が定着しておりあまり復習する必要がない問題が混ざっています。
全ての問題を毎回行ってしまうと、時間が必要以上にかかってしまう上に本当に集中して覚えなければならないことに集中できず抜け漏れが大きくなってしまいます。

また、単語の暗記と同様に繰り返すことで効率的に知識の定着を行うことができます。

文法はある程度の構造を理解しつつ、実践レベルの細かい部分はいかに効率的に暗記するかが鍵になることを念頭においてコツコツと進めてください。

長文の読解

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続いて、長文読解の対策について解説していきます。
基本的には単語と文法の勉強の中でインプットした知識を組み合わせることで読み進めることができるはずです。ただ、限られた受験勉強の期間の中で実力をつけるためには長文読解の解き方も工夫が必要です。

まずは精読の力をつける

いくら限られた時間で2,000語を超える英文を読まなければならないと言っても、第一におさえておくべきは精読の力です。つまり、早さよりも正確さを最初に身につけるようにしましょう。

仮に英字新聞などを読むといった日常の作業では、精読をさほど意識しなくてもおおまかn意味はつかめるかもしれません。

ただ、入試の英文の場合多くの受験生に対して得点の差をつけるために比較的細かい部分の理
解ももとめる問題が出題されます。文書の全体像や主な主張を把握しているだけでは合格点に到達しない恐れがあります。

では、具体的に精読とはどのような力のことを言うのでしょうか?
それは、「文章を分解して理解する能力」です。まずは、5文型と言われるSVOCの組み合わせがどのようになっているか一文ずつ理解して、その上で修飾節や接続詞のつながりなど、文章のパーツをもれなく理解していく作業をいいます。

本文中に()や矢印などを入れて図解するかどうかは自分の実力や時期によりますが、少なくとも頭の中ではこの作業ができる状態をまずは目指していきましょう。

長文対策を十分に行っていない時期には、この文章の分解を丁寧に解説してくれる授業や参考書を使用するようにしましょう。

実戦に通用する速読を見につける

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精読が徐々にできるようになったら、本番の制限時間内に問題を解く事ができるように速読力を身につけていきましょう。
速読の力を身につけるためには、精読力を身につけるよりも多くの英文を読み込むことが必要です。

精読重視の学習の場合、1つの長文に対して復習の時間が長くなるため多くの英文を読む事ができません。
逆に、速読重視の学習の場合は全ての文章の分解作業を行うわけではないので多くの文章を読んでスピードの向上に効果的です。
精度が身に付いてきたと思ったら徐々に英文をよむペースを上げていってみてください。

また、徐々に語数を上げていき、自分が目指している大学の入試問題で出題される英語長文の語数かそれ以上の長さの文章を抵抗なく読めるようにしておきましょう。

全体像を把握して無理のないスケジューリングを

大学受験における英語の勉強の全体像をご紹介しました。
英単語の暗記、文法の暗記、精読と速読力の向上、これらのどれかが不十分であると本番で十分な成果は期待できません。

それぞれにおいて、自分自身の力と志望校のレベルを正しく理解して無理のないスケジューリングでコツコツ進めていくことが大切です。

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