大学受験のための英語勉強法まとめ

英語

今やどの大学を受験するにしても、ほぼ必ずと言っていいほど必須科目になっている「英語」。
苦手な人も多いと思いますが、英語で躓いてしまうと、大学受験ではかなりのダメージになります。

そこで今回は英語の勉強法を、オススメの参考書と共に、包括的に解説しようと思います。
ここでは語彙(単語・熟語)、英文法、長文読解、リスニングの基礎4項目に分けてお話ししたいと思います。

語彙力強化法

語彙力、つまり単語力・熟語力は英語における基礎中の基礎です。
単語や熟語をしっかり暗記して覚えなければ、英語は正しく理解できません。

まず、単語や熟語を暗記する際は、ただ読むだけでなく、書いたり声に出したりするアウトプットの作業も加えながら暗記していきましょう。
また、このやり方で何度も繰り返し復習しましょう。
脳は短期間のうちに何度もアクセスされたものを「重要」とみなすため、何度も復習することが大事なのです。

単語帳や熟語帳を使う際のメリットは単語を覚えるだけではなく、文章の中でどのように使われているかを例文などで確認できることです。ここでは速読英単語・英熟語シリーズをご紹介致します。
レベル別に分かれており、単語や熟語の意味・使い方を覚えながら、長文を読む練習もできるという優れものです。
これらを使い、書いたり声に出したりしながら何度も反復して覚えることで、意味が分かるだけでない、実践的な語彙力が付けられるでしょう。

速読英単語・英熟語


速読英単語2上級編[改訂第4版]


速読英熟語

英文法の勉強法

受験生が英語で疎かにしがちなのが、この英文法です。
受験では中学~高1で習った基礎的な文法がかなり重要であり、受験生はそんな前に習った文法を忘れてしまっていることが多いからです。

そのため、文法がイマイチ理解出来ていない人は、いきなりNext Stageなどの問題集から始めるのではなく、Forestなどの文法書を読みながら勉強していきましょう。
文法に関しての理解がなければ問題をやる意味がありません。
時間はかかるかもしれませんが、しっかりとした文法理解ができ、且つやりきったときはモチベーションアップにも貢献します。

ここでのコツは、文法書はやたらと長いので、単元ごとに区切って問題とセットで勉強することです。
例えば文法書の5文型の単元を読み切り、理解したら、文法書に付随の問題集やNext Stageなどの問題集を使って実践的な訓練もしていきましょう。
また、語彙力同様、文法も復習をしなければ忘れてしまうので、計画的に復習し、何度もインプットしていきましょう。

Next Stage


Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

Forest


総合英語Forest 7th Edition

長文読解勉強法

長文読解は長文の慣れ・語彙力や文法力の習熟度・復習の仕方がポイントです。

まず、長文の慣れですが、文章を読み切る力や、長文の構造を把握力など、英語力とは異なる面での慣れのことです。
短い英文なら意味は分かるけれど、長文になると結局何を主張しているのか分からなくなるということもあると思います。
これに関しては、長文を読む習慣を作るしかありません。
1日1長文読む、上記の速読英単語シリーズの単語帳を頻繁に使うなど、何かしらノルマを決めて計画的に勉強していきましょう。

2つ目に、語彙力や文法力の習熟度が長文を読めるか読めないかのカギになります。
先述したように、語彙と文法は英語における基礎中の基礎のため、これらができていないと文章も読めません。
上記のやり方で語彙力と文法力を伸ばすのは当然ですが、長文中の単語や分からなかった文法もしっかり覚え、復習するようにしましょう。

最後に復習に関してですが、これが一番重要になります。
長文においては、どの問題集を使うかよりもどう復習するかの方が大事になってきます。

1.自力で長文を解く
2.解説・解答を見て、分からなかった単語・熟語は先述のやり方でしっかり覚え、文法事項も和訳できるようにする
3.文章の内容を把握し、間違えた問題はなぜ間違えたかを明確に理解する
4.もう一度解く
5.分からなかった部分を上記のように復習
6.4番へ

というように復習に時間をかけ、できない場合は何度もチャレンジしましょう。
また、問題集にはメモや訳を書かず、別のノートやルーズリーフに書くことにより、何度も復習できるようにしましょう。

リスニング勉強法

最後にリスニングですが、受験で使う人も使わない人も、後の英語学習では確実に必要な能力なので、受験でも勉強しておくことをオススメします。
リスニングは英語の音に慣れること・ディクテーションやシャドウイングなどのアウトプットを加えて学習することが大事です。

前者については言うまでもなく、反復して英語の音声を聞き、まずは英語の音に耳を慣らしましょう。
リエゾンなど英語特有の音があるので、それらに注意しながら聞くことをオススメします。

後者に関しては、語彙の学習法と同じで、ただ聞いているだけではリスニング力はなかなか上がりません。
聞いた文章を書くディクテーションや音の後に文章を声に出すシャドウイングなどで、しっかり自分が英文を聞けているかどうかチェックしましょう。
リスニングの教材を紹介すると、大学入試パーフェクトリスニングシリーズや速読英単語のCD教材がオススメです。
後者にはディクテーションのための教材もあるためかなり有効です。

パーフェクトリスニングシリーズ


大学入試パーフェクトリスニング (Volume1) (駿台受験シリーズ)

まとめ

いかがだったでしょうか。
4つの項目からそれぞれ勉強法をお伝えいたしましたが、これらに従って何回も勉強することにより、英語が楽しくなるはずです。
受験では一番と言っていいほど重要な英語を攻略して、志望校合格を目指しましょう!

 

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