受けるだけじゃもったいない!センター模試の活用法

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普段の勉強の成果を確かめるために、多くの受験生が受けているセンター模試。
なんとなく受けるのではなく、しっかりと対策して臨み、フィードバックをすることで志望校合格の近道になるかもしれません。

まずは目標を立てよう!

模試を受験する前に目標点を決めていますか?
目標を決めることで、模試までにやることが明確になり、また模試後も振り返りがしやすくなります。

目標点を決める際のポイントは「実現可能な点数であること」と「それを達成するための手段を明確にすること」の二点です。
まず、実現可能な点数であることは、今後のモチベーションに関わってくる部分なので重要です。
志望校のセンター試験本番での合格者平均をひとつの指標にしている人は多いと思いますが、毎回それを目指しても特に1,2年生のうちは現状とのギャップがまだ大きいと思います。

そのため、前回の得点を考慮して、次回の模試で何点あげたいかを決めてみてください。
最初から合格者平均は取れなくても、模試ごとの目標点を越してゆくことで自信につながると思います。
長い受験の中では、小さな成功体験がモチベーション維持のカギになるでしょう。

目標を立てた後は、達成するための手段を考えていきます。
たとえば、次回の模試で英語の筆記20点アップしたい場合は、その20点を文法問題で取りたいのか、長文問題で取りたいのかによって対策すべき内容が変わってきます。
前回の模試の大問ごとの得点率などを参考に、自分の得意・不得意を把握して、それに合った対策を考えて実行し、模試に臨みましょう。

「どうしてこれを選んだか」を残しておこう!

模試の問題をいくら復習しても、同じ問題が出ることはそうそうないですが、同じような考え方を使って解く問題はよく出題されることがあります。
そのため、自分がどう考えたことによって間違えたのかを明らかにすることは今後の得点アップのために欠かせません。

そのためには、問題冊子に思考の形跡を残しておくのがおすすめです。
選択肢に○×をつけるだけでなく、二択で迷った場合は選ばなかった方の選択肢に△をつけておいたり、何も分からず勘でといた場合には?をつけておいたりすることで、振り返りの際に自分に何が足りていなかったのかが把握しやすいです。

また、国語の問題や日本史、世界史などでは選択肢の間違いだと思う箇所に波線を引いておくのもおすすめです。

振り返りこそ模試のメイン!

もちろん、試験時間中に少しでも多くの点数を取ろうと頑張ることは重要ですが、それと同じぐらい大切なのが模試後の復習です。
解いたときの感覚を忘れないよう、その日か次の日のうちに取り組むことをおすすめします。

復習の段階では、どの知識があれば解けたのかを知ることが重要です。
英語の問題ならば、間違えた問題の近くに、その問題で聞かれているのは時制なのか、語彙なのか、仮定法なのか、などを記し、答えの根拠も記してみましょう。
語彙の問題であれば、選択肢に分からない単語がある場合にはそれも調べ、単語の近くに書いておきましょう。
分からなかったときが、覚え時です。専用のノートを作成し、足りなかった知識をストックしておくのもよいでしょう。

模試の前には範囲が広いため何をやってよいのか分からなくなることも多いですが、このように細かく復習した問題冊子をとっておけば、自分の弱点を効率よく補強することができます。

最後に

入試本番まで長いですが、模試を利用し中間目標を立てて、少しずつ志望校に近づいていけるよう頑張りましょう。
ぜひ今回ご紹介した方法も参考にしてみてください。

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