勉強をしているとなかなかやる気が出ないときがありますね。そんなとき、やる気の出し方を知っていれば有利に勉強を進めることができます。
そこで、ここでは受験勉強をモチベーション高く、やる気を維持しながら継続していく方法を3つにまとめて紹介していきます。
競争意欲・自己顕示欲求の活用
はじめのやる気委の出し方は、競争意欲や自己顕示欲求の活用です。人間だれしも競争原理において、勝ちたいという欲求を持っています。それを利用して、友人と競争をすることで、やる気を維持できます。更に、自分が勉強した成果を他人に伝えることで、自己顕示欲求を満たすことができます。それにより、やる気を出すことができるのです。
このときのポイントは、点数や偏差値で比較をしないことです。点数や偏差値は安定しなかったり、不確定だったりするので、逆に友人よりも成績が悪く、やる気が下がってしまうことがあります。
一方、有効な手段は勉強した分量で競争することです。同じ参考書でどちらが全部先に終わらせられるか。どちらが英単語長を全て覚えられるか。そういったことは成果が努力と直結しているので、非常に有効です。また、競争するのは同じ学力の友人でなくても、お互い別の参考書で約束し、お互いを褒め合い、叱咤激励し合えば、友情も深めることができます。
約束の活用
次に紹介するのが、約束の活用です。人間誰でも、約束を守りたいという気持ちがあります。それを利用するのです。
具体的には、塾の先生、学校の先生、親友、好きな異性、誰でも構いませんから「この人との約束は絶対に破れない、破ることができない」という相手に、自分の勉強量を約束してしまうのです。
このときのポイントは、「相手には約束を求めない」ことです。相手に約束させると、万が一相手が約束を放棄したときに、自分もやらなくていいやという気持ちになってしまいます。ですから、相手には約束を求めずあくまで一方的に約束し、それを果たしていくのです。
これが約束の活用というやる気の出し方です。
細かいご褒美サイクルの活用
最後の受験勉強のやる気の出し方は、細かいご褒美サイクルの活用です。ご褒美というのは、何でも構いません。携帯電話をいじる時間、お菓子を食べること、TVを少し見ること、等自分にとって楽しんでできることであれば何でもいいのです。
ポイントは大きなご褒美にしないことと、細かく何度もご褒美を設定することです。例えば、この勉強をしたら明日は遊ぼう、などといった時間がかなり取られるご褒美では、かなり勉強時間が削減されてしまい、逆効果です。ですので、上記のような携帯電話をいじるとかお菓子を食べる、といったことが有効なのです。
そして、それらを細かく設定しましょう。例えば、10時間勉強したらお菓子を3個食べよう、ではなかなかやる気が続きませんので、1時間勉強したら1個たべるとした方が有効です。
また、これは自分で設定しましょう。自分でご褒美サイクルを設定することで、だんだんとご褒美がなくても、受験勉強に取り組めるようになります。
まとめ
受験勉強は大学に行く人はみな通過しなければならないものですが、確かにやる気が出ないときがあるのも事実です。そんなときはやる気を出す方法を活用して、少しでも勉強時間を確保していきましょう。
関連記事
模試の結果が悪かったときにやる気を取り戻す方法
困ったときに!やる気を出す方法9選
やる気アップ!イチロー名言まとめ5選
日常学習から受験まで~やる気を出すコツ