受験生のみなさん、志望校は決まっていますか?
多くの人は「一応志望校がある」という状態だと思います。「一応」というのは、希望する大学はあるけれど、この先成績が伸びる保証はないから、念のため「一応」という言葉を使っているのではないでしょうか?
もちろん将来の出来事に絶対はありませんが、志望校はみなさんにとっての目標です。一応、ではなく「絶対ここに行きたい!」という大学があるべきです。
そこで、ここでは志望校を決定する際に踏まえておきたい3つのポイントを紹介します。
1.志望校はモチベーションの源泉!
志望校はみなさんにとって、勉強のやる気の源泉です。「〜大学に行きたい!」そう強く願うからこそ、普段の辛い勉強に耐えられるのです。そんなとき、志望校はみなさんの夢や目標になっていると言えます。
逆に、「とりあえず、〜大学に行きたいけれど、成績次第でどこでもいいや。」と思ってしまった瞬間、志望校は目標ではなくなってしまいます。
ですから、志望校を決める際は「この大学に行きたい!」と強く思える大学を選びましょう。「何となくどこでもいいや」という気持ちでは、受験勉強のモチベーションを保つことはできません。
2.志望校選びは盲目的!?
志望校を選ぶ際は大学の特色を調べましょう。しかし大学の特色を調べても、本当の雰囲気やカルチャーはなかなか分からないものです。なぜなら、大学は1つの学年で数千人規模、多ければ1万人以上の規模の組織であるため、一概にはそういったことを語れないのです。
下手をすれば、東大はこうで、早稲田はこう、慶應はこう、みたいな昔からの言い伝えみたいな噂話の方がもしかしたら実態を捉えているかもしれないくらいです。
もちろん先輩の話や合格体験記などの情報を集めて、志望校の雰囲気や具体的なカリキュラムなども知るべきですが、やはりどうしても分からない部分は存在してしまいます。
しかし、それはどのようなことでも同じこと。高校受験や部活、サークル、そして将来の就職。将来は未知に溢れているのです。
未知だから分からないと決め付けず、自分の気持ちが反応する先を、目標にしていくことも必要なのです。
3.目標は、全て尊い!
目標にはいろんな種類があります。志望校も然りです。様々なしほがあるということは、偏差値的にも多様性があるということです。
そのとき忘れてはならないのは、どの目標も本人が本気で努力して勝ち取る目標なら、全て尊いものだということです。
東大は目標として素敵だが、偏差値50の大学は素敵ではない。そんなことはないのです。
なぜ目標が全て尊いかといえば、それがみなさんにとって大きな成長の一歩になるからです。18歳や19歳などの年齢で、自分で目標を決めて戦略を立てて努力する。そしてその結果を自分で受け止める。
言葉では簡単ですが、本当にやり切るのは辛いことです。しかしそうやって目標に向かって努力する間に、みなさんは少しずつ大人になっていくのでしょう。
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