突然ですが、みなさんは内職をご存知でしょうか。内職とは、学校などの授業中に関係のない勉強をしてしまうことをいいます。
学校での勉強が大切なことは誰でも分かっていますが、授業によっては退屈だったり自分にとってはレベルが低すぎて勉強にならなかったりと、さまざまな悩みもあるのが実情です。そんなとき内職を手を染めると、毎日の授業時間が全て勉強時間として手に入るので、猛烈に効率が上がったように感じます。
そこで、今回は学校で内職をするためのポイントを3つに分けて紹介します。
どの授業で内職するか決める!
これは大変重要なポイントです。
そもそも内職とは、いけないことをするのですから緊張して十分に集中できません。その状態で一日中勉強をしても、その効率はたかが知れています。
ですから、内職をするときはどの授業で内職をするかを決めて、その授業のときだけ内職するようにしましょう。
普段授業を受けていると気付きにくいですが、しっかりと受ければタメになる授業もたくさんありますので、どの授業で内職を発動するか、よく見極めましょう。
内職は関連のあるものを!
内職をするときは、授業と関連のあるものの方が望ましいでしょう。
第一の理由は、授業が完全には無駄にならないことです。例えば世界史の授業を受けているときに世界史の暗記をしていれば、先生の発言も自分の勉強のBGMに聞こえます。これが全く違う科目だと、ただの雑音にしか聞こえません。
第二の理由は、最悪のケースの言い訳です。先生に内職を指摘された際、同じ科目であれば何とか言い訳ができます。仮に自分が開いていたページが違う分野だとしても、気になって調べて行ったら脱線してしまったという言い訳ができます。
とはいえ、自分が受験で使わない科目などはどうしても内職科目は違う科目になってしまいます。
最強の内職は先取りと復習!
内職というと自分の参考書や塾のテキストを持ち込んで、というイメージが強いですが、最強の内職は学校の教科書を使うことです。
授業の進度に縛られず、先取りしてどんどん進んでしまうのです。問題なども解いていってしまうのです。そして自分の中で苦手だなと感じるポイントや範囲を、教科書にメモしておきましょう。
授業が、自分の苦手ポイントまで来たら、授業をしっかり聞いてそこで理解します。つまり授業を復習に使ってしまうのです。尚、授業を聴いても分からないなと思った場合は素直に内職に戻り、後から個人的に先生に質問に行けば良いでしょう。
先生もちょうど進度に合った範囲を質問されれば、快く教えてくれるはずです。
まとめ
いかがでしょうか?
本来内職は集中が削がれてしまうため、最高の勉強法ではありません。しかし、学校に通う以上、どうやってもタメにならない授業が存在してしまうのも事実です。
大学受験は自分の進路を決める大切なイベントですから、何でも教科書的なルールに縛られず、臨機応変に動いていきましょう。