受験勉強においては、勉強をすることが最も大切なことに違いはありません。しかしそれと同時に、勉強を継続するためのやる気をキープすることも重要です。
そこで、ここでは受験勉強のやる気を上げるための、心の持ちよう、メンタルについて解説していきます。
成績が積み上げられていくイメージを持つ
学力というのは積み上げられていくものであり、突然伸びることはありません。模試は数カ月に一度しかないこと、主題範囲が限定されることから、急激に成績が伸びたように見えるケースや、実は学力が上がっているのに力を発揮できず残念な結果に終わることもあります。理想的には、そういった模試やテストの結果で一喜一憂せずに、やるべき受験勉強を進めていくことが重要となります。
しかし成績表には確実に偏差値や順位、合否判定は示されており、完全に無視することはできないと思います。
そんなときは、「積み木」のイメージを持ちましょう。勉強を通じて、学力を少しずつ、少しずつ、積み上げていくのです。確かに、今回積み上げたところでは狙った高さには届かなかったかもしれませんが、今までの積み木がなくなってしまったわけではありません。確実に、今まで積み上げた学力は残っているのです。ですから、悲観的にならず、その積み木を引き続き高く積み上げていこう、と考えればよいのです。
勉強をしている自分を客観的見つめる
模試に一喜一憂したり、普段のちょっとしたことでやる気やモチベーションが下がってしまったりするときは、自分を自分自身で見つめることを心がけましょう。
模試の結果や定期試験の成績を手にして、残念な気持ちになっている自分、「受験勉強なんてもういやだ」と思っている自分・・・そんな自分を客観的に見たらどうでしょうか?
「こんな紙1枚でやる気を下げている自分、ダサいな」とか「まだまだ頑張れるはずなのにここであきらめたらもったいないな」などと思うことでしょう。
そのようにして、自分を客観視することで、目の前のことに一喜一憂する自分を戒めることができるのです。
ちょっとありえない妄想をしてみる
普段5分間でもいいので、受験に成功した姿を妄想してみましょう。馬鹿らしいと思う人もいるかもしれませんが、意外とそうでもないのです。
脳科学の世界ではすでに「成功した自分をイメージ」できる人の方が、物事の成功率が高いといわれています。そういった関連書籍もいくつも出版されています。
勉強をせずに妄想ばかりしていてはいけませんが、1日5分、寝る前などに合格して希望のキャンパスライフを送る自分の姿を思い描くのもいいことです。(もちろん、現実はそんなにうまくいかず、希望の大学に入っても苦労や努力は必要なのですが・・・笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。勉強を継続するのは大変ですし、そもそも受験勉強は1年以上と長い期間です。人生で一番勉強をするのが受験勉強という人がほとんどなのです。
ですから、この機会にたくさん勉強をするのは大切ですし、そのために自分のやる気やモチベーションを管理できるようなメンタルを持てれば、一石二鳥です。そのメンタルは社会に出てからも必ず役に立ちますから、ぜひ習得していきましょう。
関連記事
模試の結果が悪かったときにやる気を取り戻す方法
困ったときに!やる気を出す方法9選
やる気アップ!イチロー名言まとめ5選
日常学習から受験まで~やる気を出すコツ