受験勉強を日々行う中で、どうしても集中力が切れてしまうこともあるかと思います。また、一度下がってしまったモチベーションがなかなか回復しない人も多くいます。
どうしても集中できなかったり、モチベーションが上がってこなかったりする場合は、自分を責めるだけでなく一度勉強環境を見直すことも必要です。ここでは、勉強の環境を見直すためのポイントを紹介します。
勉強における相談をいつでもできる人をあらかじめ確保する
現役生にとっては大学受験の受験勉強は人生で初めての経験のため、日々小さな疑問や悩みが増えていきます。できるだけ毎日その悩みを払拭していくためにはいつでも相談できるメンターが必要です。家族に相談するのももちろんいいのですが、勉強方法そのものに関する相談も多くなるので数年以内に受験を経験した先輩に都度相談できる環境づくりが理想です。
同じぐらいのレベルのライバルを見つける
ライバルが自然に現れるのを待つのではなく、受験勉強の環境づくりとして意識的に自分から作りにいくことが大切です。同じ大学を目指していたり、同じように部活に打ち込んでいるなど、成績と環境の両面から似ている人と積極的にコミュニケーションをとって、日々情報交換を行いましょう。悩んでいるのは自分だけではないということがわかるだけでも、モチベーション低下を防止することができます。
むやみにネガティブな発言をしない
自分に自信がないことで、ネガティブな発言を回りにしてしまう人が多くいますが、自分で自覚している以上に自らモチベーションを下げてしまいます。自分で発言したことを自分で聞くことでマイナスの暗示をかけてしまうためです。
ネガティブな発言をしないことも受験勉強の環境づくりの一つと言えます。
勉強に集中できる机環境を作る
机の環境は非常に重要です。数学の勉強をしているときに、机の端に英語の参考書がおいてあることで、無意識に関係ないものも視界に入ってきます。視界に入った英語の参考書に対して脳の意識を使ってしまうことで、数学の勉強の効率が低下します。机は無駄なものを置かずに、集中できる環境を作りましょう。
まとめ
受験勉強は自分との戦いです。弱い自分に打ち勝って、高い集中力とモチベーションを保つために、上記のポイントをおさえて勉強環境を整えてみてください。
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