よく物語では復讐は何もうまないと言いますよね。漢字が違いますが、勉強の復習をすることで合格への確実性をうみだします。問題を間違えても、正解しても、やりっぱなしは良くないことです。正解した問題は次も正解するように、間違えた問題は次に解けるようにするのが復習です。
その復習の方法を紹介します。
復習方法の分類
皆さんは普段どういう方法で復習をしているか意識をしたことがありますか?具体的には言葉に出来なくても、問題を解きなおしたり、ノートを見返したりという感じになると思います。その種類をまずはここで明確にしていきます。
問題を解いたり、実際に手を動かしたりする方法を「書く復習」とします。手を動かさずに、ノートや参考書をみてする方法を「視覚復習」とします。どちらにも長所短所がありますので、場合によって選んだり組み合わせたりが必要になります。
書く復習
勉強した後に長くても1週間位の期間を置いて、再び問題演習を行ってください。目標としては、全て解けるようになるまで繰り返します。例えば、数学の問題の場合、実際に再度解答を書くわけですからかなりの時間がかかってしまいます。また、問題点としては、解き方を覚えるのではなくて答えそのものを覚えてしまうことがあります。こうなると復習の意味がなくなりますので、しっかりと解き方を確認してください。
視覚復習
この方法は問題、解答、解法がセットで思い浮かぶようになるまで繰り返します。書く復習の様に実際に手を動かすわけではないので、手間はあまりかかりません。問題点としては、本人の記憶力に大きく依存することです。また、実際に解くわけではないので、理解不足のまま、解けないままのこともあります。
向いている科目
視覚復習は英語、古文、漢文などの読解系の勉強と数学の標準レベルまでの勉強に有効です。実際に書くのが手間な割に、内容自体はさほどでもなく、解答解法をすぐに確認できる勉強のことです。また、単純暗記も視覚復習に含まれます。それ以外の勉強に関しては書く復習となります。基本的に書く勉強の方が復習した内容を確実にするという意味では上です。
ですが、書く復習ばかりできません。部活やアルバイトで忙しいとか、電車の中で立ちながら解けないとかの場合、視覚復習に頼ることになります。その際に、なかなか問題から解法までを思い浮かべなかった問題はメモしてください。また、書く勉強を始める前に、自分がどれだけ理解しているのかの確認としても視覚復習は使えます。
まとめ
大きく2つに復習方法を分けてみましたが、参考になりましたか?科目や自分の持ち時間や状態によって、2つの復習方法を組み合わせたり、使い分けをしたりしてください。復習は合格への確実性をうみます。