みなさんの中には、日々部活をやりながら大学受験に向けて勉強している人がいると思います。
受験勉強には一定の時間が必ず必要です。勉強法を駆使して時間を効率化することができても、勉強法を10分の1にしたり、100分の1にすることはできません。
ですから部活生にとっても時間確保は重要課題です。ただ漫然と部活に勤しむのではなく、戦略的に考え、部活と勉強を両立させていく必要があります。
そこで今回は部活生に向けて、部活と勉強を両立するための心構え、マインドセットについて紹介していこうと思います。
時間を使う優先順位をはっきりさせる
まず最も大切なことは、時間を使う行動の優先順位を決めるということです。部活と勉強を両立させるならば、この2つを最優先事項とし、他は切り捨てるべきです。
切り捨てる、というと何だか冷たい感じではありますが、厳しい受験戦争の中、ほとんどの受験生は勉強一本でやっています。その中で部活と両立を目指すことだって並大抵ではありません。受験勉強と部活に関係のない友達付き合いや遊び、趣味の時間は極力減らすべきでしょう。
逆にそれらを勉強よりも優先度高く扱うなら、浪人する覚悟を持ったり、志望校のレベルを落とすことも考えれば良いのです。もちろん、そんな悔しいことはなかなかできないと思います。
時間の使い方を固定化する
次のポイントは、時間の使い方を固定化することです。1日の起床から就寝まで、せめて15分単位で予定を決め、その通りに動きます。
この目的は習慣化とダラダラを避けることです。毎日同じ時間に勉強すれば、それはだんだんと習慣化されます。習慣化されれば、その行為は苦ではなくなるので、非常に効果的な方法です。
また、時間が決まっていてそれを守ろうとするならば、部活の前後にダラダラしたり友達の喋ったりして時間を浪費することを防げるのです。
部活の限度を決める
最後は部活の限度を決めましょう。部活も勉強と同じで、追求していけばより面白くなってきます。運動部ならどれだけ練習してもしたりないかもしれません。
そんなときには、部活に使う時間を制限するべきです。部活優先ではなくあくまで両立ですから、やはり過度に部活に熱中していれば、それだけ勉強はできなくなります。
自分の中で勉強と部活の時間の割合をしっかりと決めて、その中で目一杯一生懸命取り組んではいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
部活と勉強の両立というのは、やはり並大抵のことではありません。部活と勉強を両立して難関大学に現役合格していく受験生は、やはり早期に基礎が固まっていたり、部活も100%ではなく自分のペースでやっていた人が多いのが現実です。
みなさんも盲目的に部活をやるのではなく、自分の将来と照らし合わせて、やるべきことをやるべきタイミングでこなしていきましょう。
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