やるべきことが多い受験生は何から勉強すればいいのか迷うことがありますよね。そんなときはやるべきことに優先順位をつけましょう。優先度が高いものから実行することで無駄なく目標達成のためのタスクをこなすことができます。優先順位を付けるにはやるべきことの「重要度」と「期限」を考える必要があります。これら2つの指標をもとにやるべきことを4つに分類することで、優先順位がはっきりします。
指標1:重要度を考える
まずやるべきことの中で何が重要か考える必要があります。何が例えば高校3年生でまだまだ全体的に点数が低い生徒がいたとすれば、選択科目の理科をやるより必須科目の英語をやるほうが重要ですよね。注意していのは、ここでいう重要とは志望校に合格するために重要かどうかです。今の自分に何が重要であるのか取り違えてしまうとそもそも優先順位が付けられなくなってしまいます。
指標2:期限を考える
また同時にやるべきことの期限を考える必要があります。期限が近いことほど優先的にこなす必要があります。例えば半年先の「予備校の模試」よりも明日の「期末試験」の方が期限は近く、すぐ取り掛からなくてはいけませんよね。
やるべきことを分類する
こうしてやるべきことの「重要度」と「期限」を割り出すことができたら、やるべきことを①「重要度が高く期限も近い」、②「重要度は高いが期限は遠い」、③「重要度が低いが期限は近い」、④「重要度が低く期限も遠い」の4つに分類しましょう。ここでの優先順位は①>②、③>④となります。②と③は重要度と期限のどちらを取るかで優先順位をつける必要がありますが、一般的に期限を過ぎるとアウトなことが多い(極端にいえば、期末試験が終わってから期末試験の勉強を始めたって遅い)ので、③が上に来ることが多いそうです。
todoリストで管理する
やるべきことを分類できたらtodoリストを作り、タスク管理ができると良いでしょう。リストの体裁は自分が分かればなんでも大丈夫です。大事なのは優先順位が分かることと、タスクの状態(達成or未達成)が分かることです。リストは1週間など期間を決めて適宜更新できると良いですね。達成したタスクを線で消す等の工夫をすると、リストがどんどん減っていきやる気のアップにもつながりますよ!
まとめ
受験本番が近づくほどやるべきことが多くて大変ですよね。そんな受験生におすすめなのが「重要度」と「期限」を軸にやるべきことの優先順位を付けることです。こうしたやり方はアルバイトや仕事でも役に立ちます。ぜひ実践してみてください。
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