受験勉強を進めていると、やる気が出ないと思ってしまう瞬間があります。人間ですから、1つのことをずっと続けていれば、モチベーションが下がってしまうのはある種仕方がないことです。
しかし、そのさがったモチベーションを放っておくと、長時間もしくは何日間も受験勉強が手につかなくなってしまい、受験戦争では大きなビハインドにならざるをえません。
そこでみなさんに、受験勉強のやる気を上げる3つのポイントと題し、
やる気を出すための勉強内容の決め方
やる気を途切れさせない進め方
やる気を復活させる方法
の3つを紹介します。
やる気を出すための勉強内容の決め方
やる気を出す方法として有効なのは「意味や目的を理解しながら勉強に取り組む」ということです。すなわち、今自分がやっている勉強が志望校の入試において具体的にどのように役立つか考えるということです。
例えば、参考書で数学の問題を解いていると、なかなか正答できず、モチベーションややる気が下がる瞬間があります。そんなときは、今やっている参考書を全て見直し、入試本番を想定した時にそれぞれどのような意味があるか考え、参考書の表紙などに付箋やメモなどを貼っておくことが有効です。
さらには、若干妄想的な手段ではありますが、そのメモの中にその参考書を使うことで、どの試験のどの大問で何点アップが図れそうなのかまで記入することができれば、自分がやっている勉強の意味や目的を再確認できるので、意識高く取り組むことができます。
やる気を途切れさせない進め方
次に紹介するのは、やる気を途切れさせない勉強方法です。
ある程度のボリュームを一気に勉強すると、終わった瞬間に達成感が湧きます。もちろんこれはいいことですが、達成感のせいで、次の課題に取り組みづらくなることがあります。
そこで使える方法は、「次の日に課題を残して勉強を終える」という方法です。
例えば過去問の演習をしていたら、解いて丸付けをする前にその科目はその日で終わりにしてしまうのです。そうすることで、次の日に丸付けは早くしたいですから、翌日もすんなりと勉強体制に入ることができます。
その他にも、演習の大問を1つ残しておくとか、単語帳を一部だけやり残すなど、いろいろな工夫の仕方があります。
やる気を復活させる方法
最後に紹介するのは、やる気を復活させる方法です。
一度頑張って勉強していたものの、模試の結果が悪かったり、成績が思うように伸びなかったりして、やる気やモチベーションが下がってしまう場合に有効です。
こういうときは、今までの参考書や問題集、教科書をもう一度復習するのが有効です。もちろん終えたものを再度勉強するのですから、どれも簡単なものばかりです。しかし、それらを繰り返すことで正解する体験を繰り貸すことができますし、何より「自分はちゃんと勉強して、ここに書いてることを覚えたんだ!」ということを実感できます。
もちろんすでにわかっていることをずっとやっていても成績は伸びませんから、これをやるのは半日か1日程度に抑えた方が良いですが、確実にやる気やモチベーションを復活させることができます。
まとめ
やる気が落ちてしまう瞬間は誰にでもあります。問題はそのときに、それを放置せず。自分の意識や感覚をコントロールするための術を知っておくことです。
大学受験は長丁場ですから、勉強の中身だけ学ぶのではなく、自分をコントロールして大人への一歩を踏み出す経験としても活用してしまいましょう!
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