大学受験で失敗して第一志望に行けなかった。
もしくは滑り止めの大学にしか合格できず、失意の中で進学することになった。
そんな人は受験生の中に確実に存在しています。
もちろん浪人して逆転できれば良いのですが、すでに浪人していたり家庭の事情があったりと、世の中全員がもう1年チャレンジできるわけではありません。
しかし人生は大学受験で終わりではありません。
大学生、社会人という時間はみなさんの今までの人生以上の時間をかけて歩いていくのです。
そこで、ここでは大学受験に失敗してしまった場合でも、その後逆転成功を収めるための3つのポイントを紹介します。
①自分の負けを認め、勉強ではないところで戦う
受験勉強はいわば机上の暗記大会です。
机の上で暗記のアウトプットができたとしても、リアルな仕事で成功するかはわかりません。
みなさんが仮に大学受験で失敗したとしたら、きっと効率的な暗記や演習は苦手だったのでしょう。
しかしそれだけでみなさんが社会で何もできないとは言えません。勉強のフィールドでダメだったら、別のフィールドで戦えば良いのです。
②突き抜けた経験をする
しかし、やはり世間は大学受験の成功者が大好きです。
就職でも、一般的には高い偏差値の大学ほど人気企業に就職します。
そこでみなさんが求めるべきは「突き抜けた経験」です。
徹底的にやり抜く。何かを犠牲にしても成果を出す。
まるで大学受験のように努力する経験を積んでください。
アルバイトでもインターンでも、起業でも、チャンスはたくさん転がっています。
受験生の90%以上、下手をすればほぼ100%の人たちは、大学受験を終えると楽をしてしまいます。
学生時代に大学受験と同じくらい時間を注げる仕事や立場、役割がある人は、なかなか少ないでしょう。
③目に見える成果を出す
突き抜けた経験は重要ですが、それだけで終わってしまってはいけません。
成果を出しましょう。
どこかのアルバイト先で週に5日、頑張って働いていても、目に見える成果が出せなければ意味がありません。
ただ労働者として雇用されているだけです。
同じく週に5日サークル活動をしていても、成果がなければ遊び仲間の頭数でしかありません。
世の中の目は厳しいのが現実です。
サークルを頑張っても遊んでいるとしか思われなかったり、アルバイトを頑張っても小銭稼ぎとしか思われなかったり。
ですから、目に見える成果を出しにいくのです。
まとめ
大学受験で失敗した人が学生時代に逆転するには、「大学受験で成功した人たちよりも、突き抜けた経験をして、目に見える成果を出す」しかないのです。
10人いたら10人が思いつくことではなく、大変そうだと、周りが諦めてしまうことで徹底して成果を出すのが、一番の近道かもしれません。