偏差値に惑わされない!強いメンタルを作るために必要なこと

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受験生の皆さん、今日も勉強してますか?勉強をすればするほど、模試を受ければ受けるほど、どんどん受験への自信を失ってしまい、大学受験そのものへのモチベーションがなくなってしまうというような人は実はたくさんいます。
大学受験では精神的な部分も大きく鍛え、成長することができます。折れない強いメンタルを作り上げるために必要な考え方について紹介しますので、「今心が折れかけている…」という人は必読です!

何もしないうちから逃げ出すな!

「あきらめたときに、自分の可能性は閉ざされる」。このことは受験勉強にかぎらず、すべてのことについてあてはまることではないでしょうか。「本当は行きたくない大学がある。だけど、こんな偏差値ではどうあがいてもムリだ」「ヘンに高望みせず、偏差値に見合った大学を受ければいい」。もし皆さんがそんなふうに思っているとしたら、いますぐに考え方を変えてください。
「酸っぱいブドウ」という有名なイソップ童話があります。高いところにあるブドウを取ろうとしてうまくいかないキツネが、(本当は甘く熟したブドウなのに)「ふん、あれは酸っぱいブドウだ」と、捨てゼリフを残して立ち去っていくという話です。この「酸っぱいブドウ」とは、心の底にある不安を振り払うために、都合の良い理由を作って自分自身が傷つかないようにしている心の状態を表しているもの。受験では、「落ちるかも」という不安など、様々な不安がのしかかり、直前期にもなるとだいぶナーバスになります。そしてそんな状況から逃れるために、いろいろな理由をつけて「本気で、頑張らなくてもいい状況」を作り出してしまうのです。これでは、たとえあと少しで届くはずだった合格も完全に遠のいてしまうことは明らかです。

偏差値があまり参考にならない理由

実は、偏差値は合格可能性を判断する理由としてはあまり参考にならないものです。その理由は大きく2点、1点目に、そもそも偏差値が高いことで合格できる大学はないということです。実際に合格偏差値が70以上の大学で、合格する全員が偏差値70以上ということはまずありえません。直前に受ける模試でそれよりも低い偏差値だった受験生でも、受験までに学力をしっかり伸ばしてたくさん合格していきます。だとしたら、そんな偏差値を気にして受験をあきらめるのはちょっとナンセンスではないでしょうか。
2点目は、実際の大学入試問題では傾向と対策が合否を分けるからです。つまり傾向が違う模試の結果として出ている偏差値は直接合否を分ける判断材料にはなりえないということです。例えば、「早稲田大学が第一志望校で、過去問も10年分実施し、傾向も大門別の戦略も完璧に徹底した人」と、「東京大学が第一志望校で、東大の過去問はやったけど早稲田の過去問は全くやってない人」とでは、今の受験方式では前者のほうが圧倒的に合格率が高いのです。ということは東大合格するような人が85という模試偏差値を叩き出したとしても、早稲田大学の入試においては模試偏差値60ぐらいの早稲田志望の人に負けるということ。つまり、いま気にしている偏差値を理由に諦めることは、逃げる理由にはならないということです。

「自分を信じる」ことで結果を変えられる

高校生のときの自分を考えてみれば、とくに勉強がうまくいくこともなく、何をしたら成績が上がるかも悩んでいることが多く、何よりも自分に自信が持てませんでした。「自分にだってできるんだ」という自信は実はものすごく重要です。実際の話だが、入試本番に最初の1問がすんなり解けると何だかいける気がして、逆に最初の問題でつまずくと普段解ける問題まで落とすこともあります。
では、どうしたら自信をつけることができるのでしょうか?受験生はみんなそれぞれ努力しているのに、ただ「頑張れ!」とか「自信を持て」と言っても素直に受け入れるのは難しいことです。自信を持つためには、小さなことでいいから「成功」を収めることが重要です。例えば、2カ月に一度にセンター模試と同じ形式の問題を受験し、これまでの各教科ごとの勉強方法について見直す、などです。うまくいかなければ、今の勉強方法を変え次の模試を受ける、といったように自分にあった勉強方法で小さな成功をちょっとずつ積んでいくことが重要です。

まとめ

結局のところ、どんなことに挑戦していくにしてもやはり自分に自信を持って欲しいです。そして自信をつけていくためには、どんな小さなことでもいいので「成功」をしていくことが重要になってきます。「頑張って自分で成果を出した」と思えるまで、自分の各教科の勉強方法について試行錯誤を繰り返し、先生や、合格した先輩などを頼り自分にあった勉強方法を見つけ、達成感と成功を積み重ねて自分に自信をつけていきましょう!

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