高校生や受験生のみなさんは、かなりの頻度でテストにさらされています。
特に塾や予備校に通ったり、学校で模試を導入していたりする場合、月に1回テストを受けているような状況にもなりえます。
そんなテストも種類はいろいろあります。
志望校の本番レベルの模試、センター試験の模試、はたまた記述模試やら校内模試やら。
種類を挙げていけば数え切れないほどの量が存在するのです。
しかしその中でもやる気を出しづらいのが学校の定期テストでしょう。
確かに学校で習ったことの復習にはなりますが、志望校の形式やレベルとも違うし、入試で使わない科目もあるし、やる気が上がらない理由がいくつも見つかってしまいます。
そこで、ここでは学校の定期テストでやる気を出すための方法をご紹介します。
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高校1〜2年生の場合
みなさんがまだ高校1年生もしくは2年生の場合、定期テストは「頑張っておくべき」勉強です。
多くの同学年の人はまだ受験勉強を始めておらず、この時期に基礎を固めておくことは大切です。
また、2年生までに「入試で使わない」科目を固定してしまうと後から後悔する場合もあります。
例えば私立文系を早々に決めて、数学を一切やらない人がいますが、これはかなり危険です。
なぜなら、早慶をはじめとした有名私立大学は、文系でも数学受験が出来る場合が多いのです。
さらに社会科目よりも難易度は低いと言われています。
ですから安易に科目を捨ててしまうと、後で猛烈に後悔するだけでなく、自分の人生すら左右されてしまう可能性があるのです。
また、一夜漬けで勉強してもすぐに忘れてしまうため、意味がないと言って勉強しない人もいますが、これも間違いです。
確かに単純暗記のみであれば、記憶は減退します。
しかし理解したものはある程度頭の中に残りますし、仮に忘れてしまった場合でも、次に同じ情報に接したときに「あ!これ前にやった!」と思い出すことができます。
入試は本番までに知識を揃えれば良いのですから、一度や二度忘れることを恐れていてはそもそも勉強できません。
高校3年生、受験生の場合
1年以内に入試を控えている場合、定期テストは復習テストと位置付けて対処しましょう。
学校で落第しては困りますから、入試で一切使わない科目を捨てて全くテストで得点ができないようでは問題ですが、貴重な時間を大幅に費やす必要はありません。あくまで最低限を目指しましょう。
その上で、学校の定期テストにおける主要科目は復習テストとして、いかに短い時間で復習して点数を取るかというゲームにしてしまいましょう。
睡眠時間を削ったり、受験勉強の時間を削ったりするのではなく、自分で時間を決めて、その中で一生懸命勉強して点数を取るのです。
あくまで復習ですから長い時間をかける必要はありません。
3時間で数学〜点、2時間で英語〜点のように時間を決めてしまい、目標点が取れるかを友達と競っても面白いかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
定期テストはなかなかモチベーションややる気の上がらないものではありますが、受験勉強の一助になることは間違いないでしょう。
定期テストに振り回されるのではなく、「定期テストをうまく活用する」という気持ちで取り組んでみましょう。