理系のみなさん、センター試験で使う社会の勉強はしていますか?
「暗記することが多くて覚えられない」「そもそもどうやってやったらいいの?」
といった疑問を持っている人も多いと思います。
二次試験には使わない科目のため、少ない時間で対策することが求められます。
コツを抑えて効率的に勉強していきましょう。
まず教科書を読もう!
社会の勉強で最初にやることは何でしょうか?そう、教科書や参考書などを読むことです。勉強と勉強の間やスキマ時間などに少しずつ知識を蓄えていきます。しかし、覚えようとして丸暗記したり、急いで読みとばしながら勉強すると落とし穴にはまります!いくらやっても問題が解けない‥といった状況になりがちです。
始めのうちは、書いてあることの理解を優先しましょう。倫理政経では一つ一つの言葉や内容が深く関わっています。その時代の軸や考え方のポイントなどを意識すると覚えやすいし忘れにくくなりますよ!
過去問をたくさん解こう
教科書などで一通り理解したら、次はセンターの過去問を解きましょう。
実際に問題を解きながら試験に出る内容を抑えていきます。社会では昔と同じような問題が出ることも多く、過去問をたくさんやることが点数に結びつきます。
特に、オススメの勉強方法は間違えた問題を徹底的に復習することです!
ただ答えを確認するだけではなく、その内容に関するすべての内容を参考書で確認するようにしてみましょう。
例えば、ハイデッカーについて間違えたら、「存在と時間」「世界内存在」(現存在)「ひと(世間人)」「死への存在」などの項目について全部復習していました。
復習の時も対立事項は一緒に覚えたり、(即身成仏は空海、最澄どちらのキーワードかわかりますか?)朱子学、陽明学、国学を比較したりと工夫もできます。
答えの選択肢だけでなく、正解でない選択肢でもこの作業はやりましょう。一見時間がかかりそうですが、以外とこれが効率的なんです。人間って一回やっただけではなかなか覚えられません。何度も繰り返し触れることが暗記には重要です。
意外と教科書で勉強したはずの内容でも忘れていたりします。
問われた内容に関係する内容まで復習していく中でその人の特徴を何も見ないで説明できるようになれれば理想です。ここまで理解できればかなりも問題が解けるようになっているはずです。
新聞やニュースに触れよう!
倫理政経ではグラフや図からの読み取り問題や歴史的な出来事の正誤問題なども出ます。普通に勉強しているだけだと図を見てもわからないことが多く、直接的な対策が立てにくい問題です。そのような問題を解けるようになるためにも普段から新聞を読んだりニュースを見たりすることも大切です。
社会で起こっている出来事について知ることは、図から推測して答えを導くのに大きく役立ちます。さらに、毎日の知識の積み重ねが社会問う科目全体の理解に繋がり、高得点に結びつきます。
まとめ
どうでしたか?
当たり前にように使っている教科書でもポイントがあったり、ただ過去問を解くだけではいけないといったことをあまり意識していなかった人も多いのではないでしょうか?ニュースを見ることを含め毎日のちょっとした習慣や勉強で成績は変えられます。
社会は数学や英語と違ってあまり時間はかけられません。短い時間で効率的に勉強して点数をとりましょう!
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