受験勉強を行う中で何度もスケジュールを立て直してします人がいるかもしれません。
これは、受験勉強全体のスケジュールを立てることが十分にできていないことが原因であることが多いと思います。
ここでは、受験勉強を始めてから本番までの間の大枠のスケジュールを立てる際のやり方についてポイントを紹介していきます。
Contents
最優先で志望校を決める
当たり前ですが、自分の目標が決まっていなければ目標を立てることができません。志望校を真剣に考えずにとりあえず単語から勉強するなどという人もいますが、少なくとも志望校を真剣に考えることをまず始めて、その大学に入るために必要な科目やレベル感を調べておきましょう。
自分の実力から必要な勉強内容の大枠を把握する
次に早めに自分の実力を客観的に計っておきます。学校のテストの成績ではなく、本番の形式の模試を受けてその結果を全国的なレベルで把握する事が大切です。学校ではテストの点数が高い人でも、模試では問題が解けないという人もいるので過信しないようにしましょう。
月次のスケジュールに落とし込む
目標と自分の実力がわかったら、まずは月ごとにだいたい何をやるのかを決めていきます。
「何月から過去問は解くべきか?」「演習は何をやるのか?」「基礎は何を使っていつまでに固めるのか?」このような項目を考えて月ごとの計画表を作成していきます。
予備校に通っている人は、目の前の授業のスケジュールだけでなく本番までの具体的なスケジュール例を聞いてイメージしておくことが大切です。
春の時点で、直前期の過去問のスケジュールなどはあまり話してもらえない可能性があるので、自分から聞いてみましょう。
予備校のスケジュールでは不十分なときがある
また、受験勉強は予備校の授業だけではないので、学校の授業や自分で買って進めている参考書に関しても同じ計画表に入れるようにしましょう。
その月に行うべき内容を明確にして週ごとの予定に落とし込む
上記の通りに月間のスケジュールが立てられれば、あとは「今週何ページまでやる」「授業は何コマ受ける」といった数値目標をたてて日々実践していきます。
その日の予定に落とし込む
冒頭でもお伝えした通り、受験勉強を進めていく上では大枠のスケジュールをしっかりと立てておくことが必要です。今回お伝えしたポイントを押さえていれば結果的に志望校までに最短ルートで進む事ができます。
これから本格的に受験勉強を始める人だけでなく、すでに受験勉強中の人も一度見直してみてください。
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