みなさんは模試の結果によって、やる気が下がってしまったり、なかなか勉強が手につかなくなってしまったりする経験はないでしょうか。
当たり前ですが、自分が勉強が得意であると思えば自然とやる気が出てきますが、悪い成績を見て自分が否定されたような気持ちになると、なかなか次の勉強に進めないというのが心情だと思います。
そこで今回は模試の成績が返ってきて、しかも成績が芳しくないときに、やる気をどのように取り戻すのか、紹介していきたいと思います。
何がダメだったのか分析する
まずは成績表をしまわず、徹底的に分析しましょう。自分の成績がなぜ悪いのか、そしてどの部分を直せば点数アップが見込めるのか、1つ1つ考えていきます。
そうすると、きっと勉強したはずなのにできていなかったり、ケアレスミスで落としていたりする問題が存在することや、分野別に見て苦手は範囲などがわかってきます。つまり、今後の勉強方針が明確になるのです。
そうすれば、自然と「何をすれば成績が上がるのか」が理解できている状態になるため、勉強したいという気持ちが湧いてくることでしょう。
やる気が無くてもやる
確かに勉強したくないと思いながら机に向かうのは、非常に勉強効率が悪いことです。しかし人間の習慣とは怖いもので、勉強しない日を作ってしまうと身体や脳がそれに慣れてしまうため、今後もちょっとしたことで勉強に集中できなくなってしまうかねません。
ですから、仮に効率が悪かったとしてもなんとか勉強を継続しましょう。逆に勉強を継続していれば、脳の働きである「作業興奮」にスイッチが入り、意外とやる気がみなぎってくることも期待できます。
保護者と話す
みなさんが勉強できている理由は、大抵の場合保護者の方が支援をしてくれているからです。もちろんそのこと自体にも感謝すべきですが、保護者の方はみなさんの支援者だけでなく応援者でもあります。
みなさんの環境にもよりますが、学校の先生や塾の講師に成績表を見せて相談しても、通り一遍の話しか出てこないことがあります。一方、保護者の方であればみなさんの本音とか、言いづらい気持ちも表現できますから、腹を割った本音で語り合うことができます。
保護者の方も利己ではなく、純粋にみなさんに頑張って欲しくて支援をしています。自分の最大の支援者の話を聞けば、きっと勉強しなければならないことが再確認できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回は少し風変わりなテーマではありましたが、きっと模試の結果でやる気が下がってしまうのは、誰しもぶつかる壁であると思い、この手法を紹介しました。
みなさんも壁にぶつかったときには、ただ逃げ出してしまうのではなく、壁に何度もぶつかっていくくらいの気持ちで取り組んでいきましょう。