高校三年生や高卒生は受験に向けて模試を受けることが多くなるかと思います。
学校で受けることもあるでしょうし、自分で申し込んで受けることもあると思います。
模試を通して普段の勉強を振り返る方法を紹介します。
模試への心構え
皆さんの普段の勉強の段階はそれぞれだと思いますが、基礎固め、センター対策、二次試験対策のどれかまたは組み合わせになっていると思います。
模試というのはその普段の勉強の成果を試す場所であって、模試専用に勉強する必要は特にありません。
また、模試は大量の時間を使う割にあまり勉強効率が良くありません。
例えば、60分使って何が出るか分からない問題を解くよりは、自分で目標を決めて勉強をした方が効率は良くなります。
そのため、模試を受けた後の行動が非常に重要になります。
模試の後は弱点把握
模試を受けて結果が返ってくる前に自己採点をしましょう。
そうすれば、普段の勉強に何が足りないのかが見えてきます。
解けなかった問題は今まで学習した範囲なのか、これから学習する範囲なのか、学習した内容の基礎なのか応用なのか、学習してなくても解ける要素は無かったのかなどを見ていきます。
既習の範囲で基礎から標準レベルの問題を間違った場合、現在の実力でも解けたので次は間違わないようにする必要があります。
判定に対して、勝って驕らず負けて腐らず
模試の結果が良ければ今後の自信にはなります。
ですが、そこで慢心すると成績は落ちますし、逆にやる気をなくしても成績は落ちます。
一喜一憂するなとは言いませんが、切り替えが大事です。
また、結果が送られてきた段階でもう一度模試を解いてみることをおススメします。
自己採点後にした復習の結果が身についているかを確認するためです。
多少時間がかかってしまいますが、自分の成長を実感できるいい機会でもあります。
大学別模試
模試にも色々種類がありますが、自分が受ける大学用の模試がある場合、必ず受けてください。
通常の模試とは違い、試験形式も似たものとなり、同じ大学を志望する人の中での自分の成績が分かります。
普通に勉強していると、自分と同じ大学を志望する人の中での順位というのは分かりません。
ただし、この大学別模試の受験に関しても、判定に対しては勝って驕らず負けて腐らずの方針です。
まとめ
模試というのは普通の勉強に比べて効率が悪いものですが、模試受験後に適切な行動をとることで自分の弱点把握をし、今後の学習へと生かすことが出来ます。
模試に限らず解きっぱなしというのが最悪ですので、必ず振り返りを行ってください。