大学受験用の問題集は教科ごとに様々なものがあります。多くの問題集が巷に広がっている中でどの問題集を選んだらいいか迷っている人もいるでしょう。そんな時、ネットの情報や先生・友人の評判を参考に買ってみる人も多いと思いますが、その問題集を進めながら違和感があることはありませんか?問題集には相性があるのです。
ここでは自分、そして大学の出題傾向との相性に分けて、問題集を買う際の心得をお教えいたします。
自分との相性
友人や先生に勧められて問題集を買ったのはいいものの、字やレイアウトがなんとなく読みづらかったり、他の問題集の方がしっくりきたり、なんてことはないですか?問題集には必ず自分との相性があります。それにも関わらず、とりあえず勧められたから最後までやってみよう、というのは時間の無駄です。自分がやりにくいな、と思った問題集は捨てる勇気を持ちましょう。
大学の出題傾向との相性
大学の問題には出題傾向があります。やった方がいいと言われても、その出題傾向にのっとっていない問題集をやったところで時間の無駄になってしまいます。例えば東大には英語の要約問題があるのでそれに関する問題集は必要ですが、要約問題が出ないのに、要約をやれば英語力がつく、などと思って最後までやってしまえばこれもまた時間のロスです。これはわかりやすい例ですが、しっかり志望校の過去問などを見て出題傾向を確認した上で必要な問題集を選定しましょう。
お金よりも時間を大切に!
問題集を買うとお金はかかりますから、学生の皆さんはなかなかいろいろな問題集を買うということに消極的になってしまうかもしれません。しかし、大学受験は人生の第一歩を決めると言っても過言ではない1つの分岐点ですから、お金よりも、いかに効率的に受験に向けて準備し、最高のパフォーマンスができるかにフォーカスしましょう。普通の問題を5問解くより良問を1問解いた方が必ず身になるはずです。長いようで短い受験期間を大事に活用する意識をしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。何かやりづらいというような微妙な違和感のある問題集をやるよりも、自分にあった問題集を探しましょう。また志望校との相性もリサーチし、いかに効率的に時間を使えるかが受験戦争を勝ち抜くキーポイントになります。