みなさんは普段の受験勉強の中で、得意科目を設定していますか?
みなさんの中には、英語だったり、数学だったり、人によって得意科目があることと思います。
大学受験においては得意科目があることは非常に有利です。
もちろんひとつの科目だけしか勉強しない、というのはマズイですが、得意な科目があるだけで受験勉強の軸を作ることができます。
そこで、ここでは大学受験における得意科目の作り方について紹介していきます。
「好き」が前提
得意科目を選ぶということは、その科目の勉強が自然と増えることになります。
ですから嫌いな科目を得意科目にするのは難しいでしょう。
得意科目は好きな科目であることが大前提です。
しかし、好きな科目というのは往々にして元々得意な、もしくは比較的点数が取れている科目ということもしばしばあります。
どの科目が好きか真剣に考えることも良いですが、今点が取れている科目を素直に得意科目にしてしまうことも、「アリ」な選択です。
高校2年生までに
得意科目を作るポイントはなるべく高校2年生の間に、遅くとも3年生の夏休みまでに得意科目を作ってしまうことです。
得意科目を作るには、当たり前ですがその科目に対して集中して勉強する必要があります。
そのため、受験勉強においてはバランスが崩れた勉強になりかねません。
その点、高校2年生などの早期のタイミングであれば、多少バランスが崩れていてもデメリットは少ないのですが、受験勉強のメインシーズンや直前期にその勉強スタンスだと思うような結果が出ないことも考えられます。
よって、得意科目を作るために特定科目に集中して勉強するタイミングが重要となります。
どれだけ得意にするか、考える
得意科目といっても、そのレベルは受験生によってかなりまちまちです。
そもそもの学力や成績が違うので、それ自体には問題はありません。
しかしどこまで得意にする(科目として極めていく)かは、しっかりと見定めておく必要があります。
大学受験は総合力の戦いです。
例えば数学で100点を取っても、英語が0点で合格する可能性は低いでしょう
。しかし、数学が80点でも英語が50点であれば合格できるかもしれません。(合計点で30点も違います!)
ですから、得意科目を作りつつ、その科目で何点を目指すのかは考えておきましょう。
他の科目との兼ね合いを考えることも重要なのです。
まとめ
大学受験で得意科目があると様々な点で有利です。
普段の受験勉強でも、苦手な科目の勉強に得意科目の勉強を挟むだけで、モチベーションが上がったり、リラックスすることもできます。
まずはどの科目を得意科目にするか、みなさんも考えてみましょう!