今回は参考書『佐藤敏弘のいっきにわかる古文読解スペシャルレクチャー―ハイテンションで進む楽しい授業』の使い方を紹介します。
本書の特徴
大きく4つの特徴があります。
- 28講座を通して徐々に古文の読解の力を養っていくことが可能
- 重要事項は赤字、太字を使って記述、更にまとめとして強調
- 問題、重要事項の説明、問題の解答・解説の順番
- 口語体で説明
- 別冊には文法事項のまとめなどが記載
- 対応範囲はセンター試験レベルまで
※センター試験への導入や、文法・単語が終わった後の学習として使うと良い
本書の構成
本書は全部で28講座を3段階に分けて勉強していきます。
1段階目=読解の準備
2段階目=問題形式の把握
3段階目=実践問題
2段階目で扱われる問題は、入試問題を少し改変したものとなっています。
3段階目の問題は入試問題そのままとなっています。
学習ペース
学習ペースは1日に2講座程となります。
そうすると、1周が2週間で終わることになります。
基本的には本書の流れに従って、勉強を進めていきます。
あまりゆったりとしたペースで勉強すると実力がつくころには試験、本番間近になり手遅れになってしまいます。そうなるよりは、忘れることを前提として、何回も繰り返す方が良いでしょう。
復習
忘れることを前提として、何回も繰り返す方が良いと書きましたが、3周位でこの参考書は終わりにしてください。
1冊を完璧に仕上げるのは良いことですが、8~9割程の理解であれば、後は別の問題集を解きながら理解していく方がレベルも上がります。
また、どうしてもやる気が出ないという時は、暗記をしてください。
別冊で文法がまとまったものが付属しているので、それを読み込むのも1つの方法です。
まとめ
今回は『佐藤敏弘のいっきにわかる古文読解スペシャルレクチャー』の使い方について紹介しました。段階を踏んで古文の勉強が出来るので古文が苦手でもとっつきやすい感じになっていると思います。