朝型の勉強スタイルがいいのか?夜型がいいのか?といった議論はしばしば見かける事がありますが、脳科学的な観点から朝型の便用スタイルの方が効率的です。
朝型の勉強スタイルをしっかりと身につける事で受験勉強全体の期間を通して大きな差につながっていきます。ここでは、朝型勉強が効率的な理由を紹介します。
朝は睡眠の直後で脳が整理されており勉強がはかどる
寝ている間に脳は情報を整理しています。寝るまでの間に詰め込んだ内容を寝ている間に定着させているので、朝起きたときの状態はフレッシュで次の情報を入れやすい状態になっています。そのため、この時間に勉強を行うことで通常よりも多くの情報をインプットすることができます。
朝ギリギリに起きて学校に向かうと、電車などの移動時間を経て、朝のホームルームなどの後に、授業がスタートしていきます。授業は基本的にどんどんと暗記や演習を進めるものではないので、脳が持っているポテンシャルを最大限引き出すことができていません。
起きてすぐの時間は、単語の暗記などを集中して行う自習時間を必ず確保しましょう。
本番も午前中からテストが始まる
入試本番はほとんどの場合で開始が午前中になっています。また、脳の活動が活発化するのは起きてから3時間後などになるため、入試本番においてはテスト開始の最低でも3時間前には起きておくことが必要です。
普段からギリギリに起きて、1時間目の授業でも寝ているということがあれば、入試本番でパフォーマンスを高める習慣を作る事ができません。
普段から学校に行く前に勉強時間を確保しておくことによって、本番でも最高のパフォーマンスを出す習慣が作れます。
外的な阻害要因がない
朝は勉強を阻害する要因が少ない時間帯です。テレビもニュースなどのため、長時間にわたって見入ってしまうということはありません。また、友達と連絡を取り合う事も比較的少ないため、勉強に集中しやすい時間帯です。
まとめ
このように、朝型の勉強を行うことで受験勉強に大きなプラスになります。日々の少しずつの積み重ねや習慣が最終的には大きな差となって受験の結果につながっていきます。
朝型の習慣を身につけるには多少の時間と工夫が必要ですが、それについては別の記事で紹介していきます。