古文が嫌いだという受験生は多いのではないのでしょうか？その理由を考えてみると、日本語の皮を被った全く別の言語だからだと思います。
現代の日本語と似ている部分もあるけど、基本的に別な言語と考えた方が良いと思っています。
そのため、勉強方法としては、外国語つまり皆さんでいう英語の勉強方法と古文の勉強方法は似ています。
今回の記事では、古文単語の勉強方法を紹介していきます。
Contents
古文単語暗記方法
「1ヶ月で英単語2000個をマスターする方法」でも紹介していることを改めて説明します。例えば、2000個の英単語を覚える場合、一日の内に10個の単語を200日かけて覚えるより、1日500個など多めの単語に目を通して、1週間の内に1～２周するという方法がお勧めとなります。
他の勉強との兼ね合いで、500個が多いという場合、最低でも1週間に1周出来る程度の量として、1か月で4周することを目標にしてください。
どんなに一生懸命に暗記しても、その多くを次の日には忘れてしまいます。1回2回の暗記では、その多くを忘れることは当たり前です。
その前提に立つと、忘れることを当然として、暗記する回数を多くするという方法となります。
おススメの単語帳
必要な語彙数
センター試験で十分な得点を取るためには300単語必要と言われています。そして、私立文系や難関大で十分な得点を取るためには600単語必要と言われています。
英語と比較すると、最大で600単語は大分少ないですが、受験生の時間は限られています。そのため、自分はどの程度の単語数が必要なのかということを見極めていく必要があります。
読んで見て覚える重要古文単語315
特徴としては、見出し語の他に関連語203語も学習できること。また、内容の説明にあたっては、「文字で表しにくいイメージ、解説内容の核心部分や補足などを積極的に視覚化」しており、「語の成り立ちや意味の広がり、解説の要点などを文字と記号で簡潔に図式化」しています。
視覚化、図式化されることで、とらえにくい意味がより分かりやすくなります。
但し、使用上の注意として、基礎が固まっている段階で内容を覚えないと、試験で十分に得点するためには、単語力が足りないことになってしまいます。
書名の通り、600単語を覚えるための単語帳です。
単に単語の意味だけが掲載されているわけではなく、語義や解説を掲載することでより理解が深まる作りとなっています。
こちらの単語帳にも、イラストがついており「単語のイメージを的確に表す & 例文にも合う」ことを想定しているとのことです。
加えて、声優が感情を込めて読み上げるCDも付属しています。田中真弓さんと鶴ひろみさんが音声の読み上げを担当しています。
まとめ
国語という科目の中で、古文、漢文は現代文よりも点数がとりやすい科目です。論理構造の難しさではなく、知識の有無が得点に結びつきやすくなっています。そのため、学校・予備校の授業を待つのも一つですが、進められる部分は自分で進めてしまう方が良いでしょう。その中で単語は授業があろうとなかろうと、自分で勉強して理解して覚えるという部分です。しっかりと勉強をして、効率のいい勉強をしましょう。
また、古文の勉強のために「入試の基礎～古文勉強方法」も参考にしてください。