受験生のみなさん、センター試験の勉強ははかどっていますか?
多くの大学で必須とされながら、なかなか対策が進まない教科のひとつが国語です。
センター試験の国語は論説文、物語文、古文、漢文とジャンルが多く、またそれぞれ違ったアプローチの対策が必要であり「大変だ」と思っている人が多いでしょう。
実は解きやすい!センター国語
しかし、実はセンター国語は考え方によっては大学の二次試験より解きやすいです。
なぜならばセンター試験は非常に受験者数が多いため、答えが明確に一つに決まらなければいけないからです。
つまり、「見方によっては答えが二つある」ということは決して起こってはいけません。
言い換えれば、明確な根拠さえ見つかれば答えを簡単にひとつに絞ることができます。
なぜ難しく感じるのか?
センター国語では「解答の根拠」を見つけられてしまうと簡単に解かれてしまうため、この根拠をうまく隠したり見つけづらくしたりして受験生を困らせます。
そのため、センター国語を勉強しようにも「なにを勉強すればいいのかわからない」「解答を読んでも点が伸びる気がしない」という状態に陥ってしまいます。
解答の根拠さえ見つけられれば非常に簡単に解ける試験でありながら、多くの受験生が「国語は後回し」あるいは「国語はフィーリングで」といった、とてももったいない考えを持ってしまっています。
ずばり!センター国語勉強法!!
それではもったいないです!
ずばりセンター国語の勉強法とは「解答の根拠を見つける練習をする」ことです。
おすすめの練習法は、見直しの際に選択肢すべてを本文と照らし合わせてチェックすることです。
正解の選択肢であれば、どこの部分が正解だといえるのか本文と参照します。
逆に不正解の選択肢であれば、どこの部分が不正解だといえるのかチェックをします。
本文に関してはコピーを取ってマーカーを引いてもよいかもしれません。
そうすることで「本文の流れでどの部分が解答根拠になり得るのか」という正解を見つける勘を養うことができます。
実際、この勘が鋭くなることで本文を一回さらっただけで正解を絞ることも難しくはありません。
まとめ
今回紹介した勉強法は現代文、古文、漢文すべてに共通する方法です。
ただ一つだけこの方法を実践できるまでの前提があります。
それが「基本的事項の暗記」です。知識不足で文章を読むことができなければ、解答の根拠を見つけることは大変難しくなるでしょう。
しかし、文章さえ読むことができれば、あとはこの勉強法を実践するのみです!
これでもうセンター国語は怖くない!