大学受験における「成功」とはなんでしょうか?
もちろん志望大学に受かることであることに間違いはありませんが、では志望校に落ちてしまえばそれは「失敗」なのでしょうか。
答えはノーです。
受験における「成功」とはなにか改めて考えることで、大学受験のその先を有意義に過ごせることと思います。
それでは考えてみましょう。
「成功」の固定概念から抜け出そう
まずはいわゆる大学受験の成功とはなにか考えて見ましょう。
第一志望校に合格することはもちろん、偏差値が高い大学である、ブランド力がある大学である、就職に有利な大学であると要素は挙げたらきりがありません。
しかしこれらの要素を満たした大学は決して多くは無いでしょう。
意地悪な考え方で、これらの大学だけを「成功」としてしまうならば、逆にいえば多くの大学が「失敗」のくくりに入ってしまいます。
これはあまりにも狭く悲しい解釈ではないでしょうか。
まずはそれらありふれた「成功」の要素を取り払いましょう。
今挙げた要素の多くは、実は他人の評価に依存しているものであります。
例えばネームバリューの高い大学があったとすると、それは他人の評価において上位の大学であると読み替えることもでき、ひょっとするとあなた自身が望んでいる、あるいはあなた自身に合う大学ではないかもしれません。
次項において「成功」に対する見方を変えてみましょう。
見方を変えてみよう
見方を変えるポイントはひとつで、自分自身が納得できるかどうかです。
納得できるというのはその前提として、なぜこの大学にいきたいのかということを考えておく必要もあります。
すなわち、自分自身にとっての「成功」を強く持つということです。
例えば、ネームバリューの無い大学でも、入りたい学部がそこにしかないのならば、それはあなたにとっての「成功」といえるでしょう。
仮に滑り止めの大学にしか受からなくても、やりたいことがあるのならばそれは成功です。
見方を変えることのメリットは失敗するプレッシャーから逃れられることです。
あまりに失敗したくないという思いから勉強のモチベーションが下がってしまってはいけません。
まとめ
誰もが大学受験をするからには失敗したくないと思っているでしょう。
それをモチベーションに勉強するのももちろんありですが、失敗したくないという思いから自分にプレッシャーをかけすぎていませんか?
自分にとっての成功とはなにか考え、できるだけ前向きな気持ちで受験勉強を乗り切ってください。
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